秋田地方気象台です

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 Q&A

秋田市の年間日照時間が全国で一番少ないと言うのは本当?何故?

 本当です。

 ただし、「都道府県庁所在地にある気象台の平年値を比較した場合」と条件が付きます。そして、2番目は青森、3番目は富山ですが、全国154箇所の日照時間を観測している気象台や特別地域気象観測所で比べると、最も少ないのは山形県の新庄、2番目は鹿児島県の名瀬、3番目は東京都の八丈島となり、気になる秋田は11番目となります。

 年間日照時間(平年値)の分布をみると、北海道から中国地方までの日本海沿岸に日照時間が少ない傾向があり、特に東北地方の日本海側が顕著です。これは冬場に大陸から次々と寒気が入るため、曇りや雪の日が多い事が大きな理由と言えます。

 意外なことに秋田より少ない地域に、八丈島や南西諸島など南の官署がいくつか含まれています。その理由は、北からの比較的冷たい気流と、南からの暖かい気流が、ちょうどこれらの地域が位置する北緯25~30度付近でぶつかり、雲が多くなりやすいためです。


日照時間平年値の図

都道府県庁所在地にある気象官署の平年値  少ない順3地点
秋田    1526.0時間 青森    1602.7時間 富山    1612.1時間

全国157箇所の気象官署の平年値  少ない順3地点
新庄(山形県)1323.0時間 名瀬(鹿児島県)1359.9時間 八丈島(東京都)1398.5時間

(注意:県庁所在地に気象官署が無い埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根のデータを使用しています。また、ここで用いた平年値は1981年から2010年までの30年間の毎日の観測値を平均したものです。平年値は10年ごとに更新されます。)