秋田地方気象台です

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 大空へ飛ぶ

 高層気象観測では、下の写真のような器械を使います。

 ラジオゾンデを詳しく見てみます。気温などを測る部分のほか、電池や観測したデータを地上に送信する電波の発信器も内蔵されています。白い箱は発泡スチロールで出来ています。

 持ってみたいね

 ラジオゾンデの重さは、中に入っている電池も含めて85g、これはみかん1個分くらい。これに気球の重さ600gとパラシュートの重さ約36gが加わって、観測に使う道具の総重量は約721gです。

 余談ですが、体重50kgの人間が浮くためには、ふくらませた気球約29個分の水素ガスが必要です。

 縁日の風船?

 縁日で売っているおもちゃの風船と高層気象観測の気球は、大きさが違うだけのようにみえますが、実は中に入っているガスが違います。

 おもちゃの風船には普通、ヘリウムガスが入っているそうです。高層気象観測で使う気球には水素ガスを入れています。水素ガスはヘリウムガスより軽く、より浮力が得られ、また安価で手に入りやすいため、大量に使用する高層気象観測ではこちらを使っています。


 しかし水素ガスには燃えやすいという難点があります。このため気象台の職員は、ガス漏れ点検をかかさず、火はもちろんのこと、静電気(あの、パチッとくるやつです)にさえ気をつけて作業をしています。

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高層気象観測(概要版)

※詳細版はこちら

  1. 高層気象観測について

  2. 観測する場所とその仕組み

  3. 観測する器械

  4. 観測の流れ

  5. 落下ゾンデを見つけたら