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旭川地方気象台長からのメッセージ


(平成31年1月15日更新)

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様には新たな希望、抱負を胸に、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。


 昨年を振り返りますと、9月6日に胆振東部で大地震が発生し、多くの方が被害に遭われました。被災された方々に対し心よりお見舞い申し上げます。被災された自治体 に当台からもJETT(気象庁防災対応支援チーム)として職員を派遣し、気象解説等で災害応急・復旧活動の支援をさせていただきました。一日も早い復興をお祈りしており ます。
 上川・留萌地方では初夏の低温と多雨、7月下旬から8月上旬まで高温と少雨など天候不順で農作物の生育にも影響があり、7月には旭川市周辺では大雨で住宅や農地・農作物に 大きな被害を受けた方々がおられます。また、十勝岳は、前回の1988年のマグマ水蒸気噴火から30年が経過し、長期的にみると、噴煙高の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、 地震の一時的な増加など、火山活動の活発化を示唆する現象が観測されています。

 2019年は台風、地震、火山など災害のない年であることを切に祈りますが、旭川地方気象台としましては、予想できる現象については、的確な予報や情報をきめ細かく地域に 発信すること、地震・津波等については、いざという時への備えや避難行動についての知識の普及に努め、自治体や関係機関と強力に連携して、地域住民の方々が安全に安心して 暮らせるよう職員一同取り組んでまいります。

 これから冬本番です。暴風雪は大変危険な現象です。発達した低気圧の接近や通過で天気が急変し、あっという間に猛ふぶきとなることがあります。今、晴れているからと安心 せずに、天気予報や気象情報をTVやラジオ、インターネットなどから入手して、自らの安全を確保した行動をとっていただけるようお願いいたします。

 まずは、皆様にとりまして幸多き年でありますように心から祈念し、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

(旭川地方気象台から望む大雪山)


(平成30年6月1日更新)

 旭川地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。台長の四宮です。

 6月となり新緑がまぶしい季節となりました。
 管内の農家の皆様は畑作業や田植え作業で大変忙しいことと思います。
 下の写真は、東川町のキトウシ森林公園の展望台から撮ったものです。水田が一面に広がっています。大雪山の雪解け水が道北の米作りを支えています。

 農作物の管理では、気温や日照不足などへの対応で日々ご苦労されていることと思います。
 天候による農作物へのリスク軽減のため、「農業に役立つ気候情報の手引き」を札幌管区気象台で作成しておりますのでご参考としてください。
 また、気象庁ホームページでは、「農業気象ポータルサイト」も設けております。農作業中の熱中症や落雷などの事故回避などにもご活用ください。
 豊かな実りを切に願っております。


※農業に役立つ気候情報の手引き
※農業気象ポータルサイト


平成30年 6月  旭川地方気象台長 四宮 茂晴


(平成30年4月19日更新)
 旭川地方気象台のホームページをご利用いただき、ありがとうございます。
 台長の四宮(しのみや)です。

 今冬は、幌加内で最深積雪が324cmに達し、1970年に倶知安で記録した北海道内の観測史上1位の値(312cm)を更新するなど、上川・留萌地方では局地的に記録的な積雪となりましたが、 4月になり雪解けが進み桜の開花が待ち遠しくなってきました。

 上川・留萌地方は、道内最高峰の旭岳を含む大雪山や十勝連峰、石狩川や天塩川といった河川が織り成す美しい風景が広がっていますが、これらの地形が造られたのには、時には人間にとって 脅威となる自然の力が働いていることを忘れてはなりません。

 十勝岳は前回の1988年~89年にかけての噴火から約30年経ち、活動は高まる傾向にありますし、2016年8月の台風第10号の大雨による南富良野町などでの洪水災害は、まだ記憶に新しいことと 思います。

 近年は雨の降り方が局地化・集中化・激甚化してきており、「これまで大きな災害はなかった」という地域でも、「もしかしたら」と備え、いざというときには、正しく状況を判断し、的確な 行動をとることが大変重要です。

 旭川地方気象台では、職員一丸となって、気象・火山・地震・津波などの予報・警報・情報を的確に発表すると共に、住民の皆様が、気象台や自治体が発信する情報を活用し、一人ひとりが 自らの命を守る行動を確実にとれるよう、各市町村、道、国など関係機関と連携して取り組んでまいります。



 旭川地方気象台長 四宮 茂晴(しのみや しげはる)
 平成30年4月1日より現職

■ 旭川地方気象台ホームページについて