・eラーニング「大雨のときにどう逃げる?」
eラーニングは、時間や場所を気にせず、身近にあるパソコンやスマートフォン等を使って学習できる教材で、「3密(密閉、密集、密接)」の重なりを回避できる学習方法です。
気象庁では、「自らの命は自らが守る」基本的な知識ととるべき行動について多くの方に学んでいただける学習教材を、eラーニングとして令和2年5月28日よりホームページで提供しています。
ひとりでも多くの方に受講いただくとともに、学んだことを、家族等周囲の方々へ広めていただくことで、自助による防災効果を高めることを期待しております。【詳細はこちらから】
・気象庁ワークショップ「経験したことのない大雨 その時どうする?」
「ワークショップ」は、協働作業やコミュニケーションを重視する教育方法です。
様々な気象災害の中でも大雨による災害は、地形や住環境、家族構成などの状況により、対応する安全行動に違いがあります。大雨による災害が予想される時に段階的に発表される、大雨注意報、大雨警報などの大雨に関する気象情報を理解・入手し、早めの準備、安全行動をとることが大切です。また、通常時から住居や普段良く立ち寄る場所にどのような危険が潜んでいるか、避難所の場所、避難ルートなどを確認しておくことも、防災を進める上で大切な視点です。
防災意識を高め、実際の行動につなげていただくため、気象庁では日頃からの備えや防災気象情報を活用した安全行動を事前にシミュレートする能動的な学習方法として本ワークショップ(対象:小学校高学年から一般の方)を作成しました。
学校における防災教育や地域での安全知識の普及啓発、防災意識の向上のために、是非お役立て下さい。実施にあたっては、運営マニュアル、各種資料を活用ください。【詳細はこちらから】
・地方公共団体防災担当者向け気象防災ワークショップ
内閣府の「避難勧告等に関するガイドライン」を基本に地元気象台等から発表される防災気象情報に基づく地方公共団体の防災対応を疑似体験していただくワークショップです。土砂災害あるいは洪水災害が発生するおそれがある状況において、地元気象台等から発表される様々な情報を参照しながら、少人数によるグループワークを行います。
このワークショップを通じて、各種の防災気象情報を適切に理解し、有効に活用するとともに、体制の強化や避難勧告の発令のタイミングなどに関する検討を行い、判断のポイントを学んでいただくことによって防災対応力の向上を目指しています。【詳細はこちらから】