南大東島地方気象台長挨拶

南大東島地方気象台長

 南大東島地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。

 南大東島は、沖縄本島から東へ約360kmの太平洋上に位置しており、南大東島地方気象台は、1942年(昭和17年)2月1日に中央気象台南大東島観測所として業務を開始して以来、80年余にわたって大東島地方の気象を監視してきました。

 当気象台では、気温や降水量を観測する地上気象観測のほか、ウインドプロファイラやラジオゾンデを用いた高層気象観測等を実施しています。これらの観測データは、日々の天気予報や台風等の監視・予測に重要な役割を果たしています。大東島地方には、年平均で3.4個の台風が接近します。幸いにも、近年は甚大な被害をもたらすような台風は接近していませんが、南大東島地方気象台では、自然災害から住民の皆さんの安全・安心を守るため警報や注意報等の防災気象情報を適時適切に発表します。

 また、防災気象情報を有効に活用していただけるよう、防災関係機関と連携した防災訓練や出前講座などの取組を通じ地域の防災力向上に貢献してまいります。

 引き続き、南大東島地方気象台の業務へ皆様方のご理解とご高配を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年4月1日   
南大東島地方気象台長 国吉 真昌