南大東島地方気象台長からのメッセージ

南大東島地方気象台のホームページをご利用頂きありがとうございます。

南大東島地方気象台は、1917年(大正6年)、当時南大東島で気象観測を行っていた製糖会社の私設気象観測所を起源として、1942年(昭和17年)2月1日に中央気象台南大東島観測所として業務を開始しました。その後、太平洋戦争で一時業務を中断するも、祖国復帰前の琉球政府時代を経て南大東島地方気象台として現在に至っています。

南大東島は、沖縄本島から東へ約360kmの太平洋上に位置する島で、地理的条件から、当気象台で日々観測する地上気象観測やラジオゾンデを用いた高層気象観測等の観測データは、風水害をもたらす台風等の発生・発達や監視・予測の基データとなる重要なものです。地域住民の皆さんはもちろんのこと、日本の気象防災の最前線として大きな役割を果たしており、さらに地球温暖化の監視においても貴重な観測データとなっています。

当気象台は、1942年の業務開始から今年度77年目を迎えます。その間、いくつもの台風や干ばつ等の気象災害に見舞われながら、住民の皆さんの安心・安全、そして島の基幹作物であるサトウキビを守るため、必要な気象データや防災気象情報等を提供しています。最近では、南・北大東村や関係機関と連携し、雨乞いなどの地域行事や津波避難訓練の場での防災講話、小中学校でのお天気教室や防災授業など、地域防災を向上させる取り組みも行っており、今後も地元の皆様に愛され、信頼される気象台として、地域防災に貢献していきたいと思います。

最後に、日々の生活や基幹農作物の生育等のため、住民の皆さんの関心が高い降水量等の最新の観測データは、以下のページでご覧頂けますので参考にして下さい。

https://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/map65.html

今後共、宜しくお願い致します。

   平成30年4月1日

南大東島地方気象台長 安齊 良悦