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     福岡航空地方気象台では、航空機の運航や飛行場の施設などに影響を及ぼす気象現象について、福岡・北九州・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の8空港について、飛行場予報を発表しています。
     なお、飛行場予報には4種類ありますが当地方気象台ではその内、運航用飛行場予報(TAF)を行っています。

    1.飛行場予報の目的

     航空機の運航(主として離発着)のためのものであり、当該空港を離発着または当該空港内に駐機中の航空機や空港施設の安全に供するためのものです。

    2.飛行場予報の特徴

    (1) 航空機の運航に必要な気象要素に限定された予報であり、利用者が航空関係者に限定されています。
    (2) 空港とその周辺を対象とするいわばポイント予報です。
    (3) 発表した予報より状態が変化した場合には、速やかに修正報を発表します。
    (4) ICAO(国際民間航空機関)およびWMO(世界気象機関)技術規則の国際的な基準に従っている。

    3.飛行場予報の発表対象区域について

     予報(警報を含む)の対象区域は、「当該飛行場の標点から半径約9kmの円内の地上及びその直上の空域」が対象となります。

    4.飛行場予報の種類

     それぞれの有効期間・目的については下記表をご覧下さい。

     飛行場予報の種類  有効期間  目  的
     運航用飛行場予報(TAF)  30時間  航空機の運航の用に供する。
     着陸用飛行場予報(TREND)  2時間  到着予定前おおむね1時間以内の航空機の着陸用に供する。
     離陸用飛行場予報(TAKE-OFF FCST)  6時間  出発予定前おおむね3時間以内の航空機の離陸用に供する。
     ボルメット放送用飛行場予報(VOLMET)  30時間  東京ボルメット無線電話通報を受信する航空機の利用に供する。

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