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     福岡航空地方気象台では、航空機の安全運航のために航空気象観測を行っています。
     航空気象観測には大きく分けて次の3種類の観測があります。

    1.常時観測

     空港及び空港周辺の気象現象に常に注意を払い、気象の変化を見落とさないように観測しています。

    2.定時観測

     航空気象官署ごとに決められた観測時刻に行う観測で、福岡航空地方気象台では1日48回(毎正時と30分)に観測を行っています。

    3.特別観測

     定時以外に行う観測で、特別観測を実施する気象状況になった場合に実施しています。

     特別観測  航空機の運航に影響を与えるような重要な気象の変化があったときに行う観測です。
     照会特別観測  航空交通業務機関や運航管理者から照会があった時に、照会があった観測種目について行う観測です。
     事故特別観測  飛行場やその周辺で航空機の事故が発生した時に、事故調査のための資料とするために行う観測です。

    4.観測通報例

     数字や文字の上にマウスを置くと観測種目を表示します


    現在天気略語表

     強度
    周辺現象
      特性    大気現象
     降水現象 視程障害現象 その他の現象 
     -
    (弱)
    MI
    (地(霧))
    DZ
    (霧雨)
    BR
    (もや)
    [1,000m以上
    5,000m以下]
    PO
    (じん旋風)
     (表示なし)
    (並)
     BC
    (散在(霧))
     RA
    (雨)
     FG
    (霧)
    [1,000m未満]
     SQ
    (スコール)
     +
    (強)
     PR
    (部分(霧))
     SN
    (雪)
     FU
    (煙)
    [5,000m以下]
     FC
    (ろうと雲(竜巻))
     VC
    (飛行場標点から
    約8~16kmの現象)
     DR
    (低い)
    [地上2m未満]
     SG
    (霧雪)
     VA
    (火山灰)
     SS
    (砂じん嵐)
       BL
    (高い)
    [地上2m以上]
     UP
    (不明な降水)
    [※自動観測のみ]
     DU
    (じん)
    [5,000m以下]
     DS
    (砂じん嵐)
       SH
    (しゅう雨性)
     PL
    (凍雨)
     SA
    (砂)
    [5,000m以下]
       TS
    (雷電)
     GR
    (ひょう)
     HZ
    (煙霧)
    [5,000m以下]
       FZ
    (着氷性)
     GS
    (氷あられ
    /雪あられ)
     

    この現在天気略語表と、TAFの天気略語表とは同様の扱いとなりますが、観測においては通報の現象種類が多い為、使用する略語も予報より多くなります。

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