平成26 年3 月14 日02 時06 分、伊予灘を震源とする地震(M6.2、深さ78km)が発生し、 九州・山口県において震度1 以上を観測した地震では初めて緊急地震速報が発表されました(鹿児島県の島嶼部を除く)。
福岡管区気象台では、緊急地震速報を見聞きした経験が少ないこれらの地域における認知度と対応行動について把握するため、 自治体職員を対象にアンケート調査を行いました。このほど、アンケート調査の結果を別添の 「平成26(2014)年3月14日の伊予灘の地震における緊急地震速報に関するアンケート調査」(報告)として取りまとめましたので、お知らせします。
調査結果をみると、緊急地震速報の見聞きした経験が少ない地域であるにもかかわらず、約90%の方が緊急地震速報を知っていたという回答となっています。 また、緊急地震速報を受けてどのように感じたかという設問に対しては、「地震が来ると思った」という回答が約50%である半面、 「何かわからなかった」(約20%)、「何をしてよいかわからなかった」(約12%)という回答も多く見受けられました。
今後、本調査の結果を緊急地震速報の普及・啓発、利用拡大に役立てていきます。
「平成26(2014)年3月14日の伊予灘の地震における緊急地震速報に関するアンケート調査」(報告) 【PDFファイル形式:408KB】