気象、地震、火山、海洋の知識

警報・注意報のはなし

その他の注意報


乾燥注意報

 大陸からの移動性高気圧に覆われたり、フェーン現象により空気が乾燥すると火災の起こりやすい状況になります。乾燥注意報は木材の乾燥の程度を表す指標として用いられる「実効湿度」と最小湿度により火災の予防上注意を要する場合に発表します。


濃霧注意報

 放射冷却などにより濃い霧が発生すると、視界がさえぎられ、交通事故や船の衝突、航空機の離着陸時の事故などの被害が発生するおそれがあります。


霜注意報

 季節はずれの低温にさらされた若い植物は表面に霜がむすび凍死します。日本ではクワ、果樹類、お茶などの被害が大きく、晩秋に起きる被害を初霜害、晩春のそれを晩霜害と呼びます。


なだれ注意報

 なだれは斜面上の雪が滑り落ちる現象です。雪害のうちでもっとも人的・物的被害が大きい災害です。積雪があるときに気温が高くなったり雨が降るとなだれが発生しやすくなります。


低温注意報

 冬場、寒気が流れ込んでこれに放射冷却が加わると明け方の気温が異常に下がることがあります。凍害対策が十分でない地域では水道管が破裂したり、路面が凍って事故が発生します。また農作物にも大きな影響を与えます。
 夏場でも平年より気温の低い状態が続くと、農作物の成長に深刻な影響を与えます。


着氷・着雪注意報

 着雪とは、電線など通常は積もりにくい物体に雪が付着することをいいます。電線に雪が付着すると雪の重みで断線や電柱・鉄塔の倒壊が発生することがあります。
 着氷は、過冷却水滴の雲粒が凍りつくものです。着雪と同様の被害の他、飛行中の飛行機の翼に付着して揚力の低下やフラップの動作不能が起きる場合があります。