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岐阜県の地勢

岐阜県は日本列島のほぼ中央に位置し、周囲を7つの県に囲まれた内陸県です。西は養老山地や伊吹山地、東は木曽山脈や飛騨山脈といった山々に囲まれ、各県との県境はほとんどが山地山脈です。地形の開けているのは南の方だけで、平野(海抜100m以下)の面積は県土の2割もありません。

県北部の飛騨地方は、標高3,000m級の飛騨山脈をはじめとする山岳地帯で、平地は高山盆地などわずかです。

一方、県南部の美濃地方は、濃尾平野に木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が流れ、合流域とその支流域には水郷地帯が広がり、ゼロメートル地帯も存在します。

このように岐阜県の地形は、海抜0mの平野から3,000mを超える山岳地帯までと、高度差が大きい複雑な地形となっています。このため、岐阜県は古くから「飛山濃水(=飛騨の山・美濃の水という意味)」と呼ばれています。

岐阜県の平地地域の地質は、大部分が木曽三川による堆積物からなる沖積層や洪積層で、脆弱なため悲惨な水害や震災に苦しんだ歴史を持っています。また、飛騨川と宮川に代表される河川の流れを太平洋側と日本海側とに分ける位山の分水嶺、長良川と庄川の流れを分けるひるがのの分水嶺等が存在し、岐阜県の地形の複雑さを特徴付けています。多くの河川に挟まれた小さな山地は無数にあり、美濃地方東部の緩やかな丘陵地帯を除いては、急傾斜をなしているところが多いです。このことは複雑な気象をもたらす原因となり、土砂災害、なだれなどの災害の要因にもなっています。

岐阜県の気象特性について