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岐阜県の気象特性

岐阜県は、起伏に富んだ地形の影響のため、美濃地方と飛騨地方では気象特性が異なります。

岐阜と高山の平年値から、岐阜県の気象特性を見ましょう。

なお、平年値とは、連続する過去30年間の観測データの平均値で、西暦年の1位の数字が1になる10年ごとに更新します。現在使用している平年値は、1981年~2010年までの観測データの平均値です。

気温・降水量・日照時間

美濃地方の岐阜(標高13m)は、年平均気温が15.8℃であるのに対し、飛騨地方の高山(標高560m)は、標高が高いこともあり、年平均気温は11.0℃と、岐阜に比べ低いです。

岐阜では、7月・8月の暑さは特に厳しく、真夏日※1・猛暑日※2の日数は、7月が19.9日・4.8日、8月が26.7日・7.4日です。夏期の美濃地方では高温を観測することがあり、多治見では、2007年8月16日に国内過去最高気温:40.9℃を記録(埼玉県熊谷とタイ記録)しました。冬は、1月・2月が最も寒くなり、冬日※3は平均して10日を超えますが、真冬日※4になることは、まずありません。

一方、高山は、夏は岐阜に比べると過ごしやすいですが、真夏日となることもしばしばあります。冬は、12月から3月にかけて気温が低く、冬日は平均して20日を超えます。

県内の多くの地点の年間降水量は2,000㎜程度で、岐阜は1,827.5㎜、高山が1,699.5㎜です。暖候期※5には、梅雨と秋雨の時期に降水量のピークがあります。寒候期※6は、暖候期に比べ大気中の水蒸気量が少なく、降水量も少なくなります。

日照時間は、暖候期は岐阜と高山でそれほど違いはありませんが、12月から1月の高山の日照時間は、岐阜の60%程度です。

岐阜と高山の平年値グラフ(気温・降水量・日照時間)

岐阜と高山の平年値グラフ(気温・降水量・日照時間)

岐阜と高山の平年値グラフ(真夏日・猛暑日)

岐阜と高山の平年値グラフ(真夏日・猛暑日)

岐阜と高山の平年値グラフ(冬日・真冬日)

岐阜と高山の平年値グラフ(冬日・真冬日)

<備考>

※1:日最高気温が30℃以上の日。
※2:日最高気温が35℃以上の日。
※3:日最低気温が0℃未満の日。
※4:日最高気温が0℃未満の日。
※5:4月から9月までの期間。
※6:10月から3月までの期間。

岐阜県は内陸県のため、風は比較的弱い土地柄です。岐阜は、風速10m/s以上となる日は10.3日で、高山では0.7日です。

岐阜と高山の平年値グラフ(日最大風速階級別日数)

岐阜と高山の平年値グラフ(日最大風速階級別日数)