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函館空港の通報文

航空気象定時観測気象報

全国の航空地方気象台、航空測候所、空港出張所で定められた時間(1時間あるいは30分毎)に、定時飛行場実況気象通報式(METAR)という通報型式で通報しています。
函館空港では1日14回、07~20時(JST)の毎正時(1時間毎)に通報しています。
通報型式には場内型式と場外型式の2種類があります。場内型式は航空局や運航関係者等、飛行場内のユーザー向けに通報され、場外型式は国際的に交換されています。
通報型式及び通報例については、次のとおりです。ここでは、場外型式のみ紹介します。

通報型式(場外型式)

METAR及びSPECIの通報型式(場外型式)

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国内記事

日本国内のみ、定時飛行場実況気象通報式(METAR)及び特別飛行場実況気象通報式(SPECI)の後に付加して通報します。

国内記事

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通報型式(場外型式)と国内記事の内容

記号 内容
METAR
又は
SPECI
観測の種類
METAR(定時飛行場実況気象通報式)
SPECI(特別飛行場実況気象通報式)
COR 識別語。訂正報の場合付加される
CCCC 地点略号(ICAO国際4文字)
※函館空港はRJCH
YYGGggZ 観測日時(UTC:世界標準時)
NIL 識別語。欠測報の場合付加される
dddffGfmfmKT
dddff(観測時前10分間の平均風向及び風速)
Gfmfm(観測時前10分間に平均風速を10kt以上上回る最大瞬間風速があった場合付加)
dndndnVdxdxdx 風向変動
VVVV
又は
CAVOK
卓越視程又はCAVOK
CAVOK(卓越視程10km以上、雲1500m(5000ft)又は最低扇形別高度の最大値のいずれか高い値未満に雲がなく、かつ重要な対流雲がなく、現在天気に該当する現象がない場合)
RDRDR/VRVRVRVRi
又は
RDRDR/VRVRVRVRVVRVRVRVRi
滑走路視距離
DRDR(滑走路番号)
VRVRVRVRi(観測時前10分間の滑走路視距離の平均値と変化傾向)
VRVRVRVR(観測時前10分間の滑走路視距離の平均値
w'w' 現在天気(最大3群まで)
NsNsNshshshs
又は
VVhshshs
又は
NSC
雲又は鉛直視程
NsNsNshshshs(雲量・雲底の高さ)
VVhshshs(鉛直視程)
NSC(1500m(5000ft)又は最低扇形別高度の最大値のいずれか高い値未満に雲がなく、重要な対流雲がなく、鉛直視程も良好で、かつCAVOKが適当でない場合)
T'T'/T'dT'd 気温/露点温度
QPHPHPHPH アルティメーター・セッティング
(高度計規正値)〔QNH(hPa)〕
REw'w' 運航上重要な過去天気
WS RDRDR
又は
WS ALL RWY
低層のウィンドシアー
DRDR(滑走路番号)
RMK 指示符。国内記事の始まりを示す
NsCChshshs
AP'HP'HP'HP'H アルティメーター・セッティング
(高度計規正値)〔QNH(inHg)〕
VDVDVDVDDv 方向視程
その他の事項 次の事項について通報する
航空機から報告された現象
風(機器の故障による目視通報や他の機器を使用した場合)
視界内の現象
気圧の上昇又は下降
降雨強度の情報
あられの種別

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雲について

雲は雲底高度の低い雲から高い雲の順に選定し、雲底高度はft(フィート:1ft=30.48cm)で表します。
雲量は10分雲量で観測し、数字符号で表し、通報する場合は略号を用います。
雲量の略号と対応表については、次のとおりです。

略語 数字符号 8分雲量 10分雲量
SKC (Sky clear) 0 0(雲がない) 0(雲がない)
FEW (Few) 1 1以下で0ではない 1以下で0ではない
2 2 2~3
SCT (Scattered) 3 3 4
4 4 5
BKN (Broken) 5 5 6
6 6 7~8
7 7以上ですき間がある 9以上ですき間がある
OVC (Overcast) 8 8(すき間がない) 10(すき間がない)
/// 9 雲量を推定できない 雲量を推定できない

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通報例

通報文

METAR RJCH 150500Z 30011KT 3000 -SHRA BR FEW010 SCT025 BKN045 13/12 Q1011
RMK 1ST010 3CU025 7CU045 A2984

通報文の解説

函館空港の15日05時00分(UTC)のMETAR
風300°11kt、卓越視程3000m、現在天気は弱いしゅう雨性の雨ともや、雲の1層目は雲量1~2オクタスで雲底高度1000ft、2層目は雲量3~4オクタスで雲底高度2500ft、3層目は雲量5~7オクタスで雲底高度4500ft、気温13℃/露点温度12℃、高度計規正値は1011hPa
<国内記事>雲の1層目は1オクタスの層雲で雲底高度1000ft、2層目は3オクタスの積雲で雲底高度2500ft、3層目は7オクタスの積雲で雲底高度4500ft、高度計規正値は29.84inHg

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航空気象特別観測気象報

気象現象の重要な変化を認めたときに行う観測で、特別飛行場実況気象通報式(SPECI)という通報型式で通報します。
変化基準は、最低気象条件などを基に空港毎に定められた特別観測の実施基準に該当した際に通報します。
函館空港では、06時から20時30分(JST)の間で基準に該当した場合に通報しています。

通報型式

観測の種類がSPECIに変わるだけで航空気象定時観測気象報と同じです。

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飛行場予報

運航用飛行場予報気象通報式(TAF)という通報式で通報されます。
発表時刻は1日4回(03、09、15、21UTC)で、有効期間は発表時刻から27時間後までとなっています。
なお、北海道の各空港の飛行場予報については、新千歳航空測候所で作成・通報しています。
通報型式及び通報例については、次のとおりです。

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通報型式

TAFの通報型式

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通報型式の内容

通報型式 内容
TAF 冒頭符
AMD
又は
COR
識別語
AMD(修正する場合付加)
COR(訂正する場合付加)
CCCC 地点略号(ICAO国際4文字)
※函館空港はRJCH
YYGGggZ 発信日時(UTC)
NIL
又は
Y1Y1G1G1/Y2Y2G2G2
dddffGfmfmKT
NIL(識別語。予報発表無しの場合に付加)
Y1Y1G1G1/Y2Y2G2G2(予報期間)
dddffGfmfmKT(風)
VVVV
又は
CAVOK
卓越視程又はCAVOK
※CAVOK(卓越視程10km以上、雲1500m(5000ft)又は最低扇形別高度の最大値のいずれか高い値未満に雲がなく、かつ重要な対流雲がなく、現在天気に該当する現象がない場合)
w'w'
又は
NSW
現在天気
w'w'(重要な天気現象)
NSW(重要な天気現象w'w'が終息することを予報する場合使用)
NsNsNshshshs
又は
VVhshshs
又は
NSC
雲又は鉛直視程
NsNsNshshshs(雲量・雲底の高さ)
VVhshshs(鉛直視程)
NSC(1500m(5000ft)又は最低扇形別高度の最大値のいずれか高い値未満に雲がなく、重要な対流雲がなく、鉛直視程も良好で、かつCAVOKが適当でない場合)
TTTTT
YYGG/YeYeGeGe
TTTTT(変化群)
※TEMPO(予報期間の2分の1未満)
※BECMG(規則的に変化、期間内のある時間に不規則に変化)
YYGG/YeYeGeGe(期間)

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通報例

通報文

TAF RJCH 220251Z 2203/2306 29012KT 9999 FEW015 BKN035
TEMPO 2207/2212 3000 -SHSN

通報文の解説

函館空港の22日02時51分(UTC)のTAF
予報期間は22日03時から23日06時(UTC)まで、風290°12kt、卓越視程10km以上、雲の1層目は雲量1~2オクタスで雲底高度1500ft、2層目は雲量5~7オクタスで雲底高度3500ft
<変化群>22日07時から22日12時(UTC)の間で一時的に卓越視程が3000mとなり、しゅう雨性の雪が降る

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飛行場警報

航空関係者向けに、飛行場予報を発表する空港に対し、重大な災害のおこるおそれがあると予想された場合に、飛行場予報を担当する空港(北海道内の該当空港は全て新千歳航空測候所)が発表します。種類と基準については、次のとおりです。

有効期間

発表時刻から最大で6時間

対象区域

飛行場の標点から半径おおむね9kmの円内の地上及び直上の空域

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種類と基準

種類 基準
飛行場強風警報 10分間平均風速34kt以上48kt未満の風速が予想される場合
飛行場暴風警報 10分間平均風速48kt以上の風速が予想される場合
ただし、熱帯低気圧により10分間平均64kt以上の風速が予想される場合を除く
飛行場台風警報 熱帯低気圧により10分間平均風速64kt以上の風速が予想される場合
飛行場大雨警報 大雨によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合
函館空港では24時間で100mm以上、3時間で60mm以上、1時間で40mm以上のいずれかの降水が予想される場合
飛行場大雪警報 大雪によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合
函館空港では6時間で10cm以上の降雪が予想される場合

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飛行場気象情報

飛行場に離着陸もしくは停留する航空機、又は、飛行場施設に被害を及ぼすおそれがある気象、地象及び水象の現象について、運航管理者及び航空交通業務機関向けに注意を喚起するために発表します。
なお、北海道の各空港の飛行場気象情報については、新千歳航空測候所で作成・通報しています。
情報の種類と発表の目安については、次のとおりです。

有効期間

発表時刻から最大で12時間

対象区域

飛行場の標点から半径おおむね9kmの円内の地上及び直上の空域。
ただし、雷に関する情報、雷に伴うウィンドシアー情報の対象範囲は飛行場の標点からおおむね20km以内とする。(雷を伴わないウィンドシアー情報については9km)
また、高度は原則として1600ft以下とするが、航空機からの報告を基にするものについては、3000ft以下とする。

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種類と目安

種類 目安
台風に関する
飛行場気象情報
台風が今後24時間以内に函館空港に直接影響を与えると予想される場合
ウィンドシアーに関する
飛行場気象情報
パイロットの報告により情報価値が高いと判断した場合。空港から半径おおむね9km以内の、高度500m(1600ft)以下に風のシアーが1時間以上予想される場合
大雪に関する
飛行場気象情報
6時間5cm以上の降雪が予想される場合
雷に関する
飛行場気象情報
活発な雷電が空港から半径おおむね20km以内の空域にあり、航空機の運航にとって必要と判断される場合

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