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函館空港の地勢と滑走路

地勢

函館空港の地勢と滑走路函館空港は、函館市の中心部から東南東へ約10km、湯の川温泉街から東へ約1.3kmの海岸線に沿った丘陵地帯に位置しています。
空港の北側から東側には、渡島半島の太平洋側に面した亀田半島が広がり、北側では約20km離れた横津岳(1,167m)や袴腰岳(1,108m)、東側では約15km離れた恵山岬を見渡すことができます。また、空港の西側約10kmには世界三大夜景の一つとして有名な函館山(334m)と函館市街が一望できます。
一方、空港の南側には、津軽海峡の大海原が広がり、見通しの良い日には、対岸の約25km離れた青森県の大間崎や、約70km離れた竜飛岬を望むことができます。

(写真提供:国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部)

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滑走路

滑走路は、海岸線とほぼ平行の東南東から西北西方向(RWY12-30)に設置され、直交する真方位は北北東(020°)と南南西(200°)です。滑走路の長さは3,000mです。

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概要

事項 内容
地点略号 RJCH(ICAO 4レターコード)
HKD(IATA 3レターコード)
標点位置 北緯41度46分12秒
東経140度49分19秒
標高 34.1m(111.9ft)
滑走路の全長・全幅 3,000m×45m
(着陸帯:3,120m×300m)
滑走路番号 RWY12(主風向)、RWY30
分類 第2種空港
設置管理者 国土交通省

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函館空港の気象特性

2006年~2010年の気象データを基に、各要素別の月別平均値をグラフにしました。

データは滑走路の主風向である滑走路(12側)の値を基に作成しています。

風向

函館空港の風配図グラフは風向の出現頻度を表した風配図です。
赤塗は01時~24時(JST)の毎正時データ、緑塗は現行の観測時間にかかる07時~20時(JST)の毎正時のデータです。
青色の30毎の数字は風向、黒色の0~3000までの数字はデータ件数を表しています。
風配図では、滑走路に平行な西北西の風が卓越しており、夜間については、北北東から北東の風が多くなっています。

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春の風向

函館空港の春の風配図グラフは現行の観測時間にかかる07時~20時(JST)の毎正時データより算出した春の風向です。
青色の30毎の数字は風向、黒色の0~500までの数字はデータ件数を表しています。
春(3~5月)は、滑走路に平行な西北西の風の他、低気圧と高気圧が交互に日本付近を通過し、天気が周期的に変わるため、温帯低気圧の通過による南西風の割合が多くなっています。
5月下旬頃になると、オホーツク海高気圧の影響により南東風も多くなります。

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夏の風向

函館空港の夏の風配図グラフは現行の観測時間にかかる07時~20時(JST)の毎正時データより算出した夏の風向です。
青色の30毎の数字は風向、黒色の0~600までの数字はデータ件数を表しています。
夏(6~8月)は、高気圧が日本の南海上から日本列島を覆い、その北側を低気圧が通過する南高北低の気圧配置となる場合が多く、オホーツク海高気圧による南東から東南東の風と、太平洋高気圧などで南に高気圧がある場合の南西風が多くなっています。

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秋の風向

函館空港の秋の風配図グラフは現行の観測時間にかかる07時~20時(JST)の毎正時データより算出した秋の風向です。
青色の30毎の数字は風向、黒色の0~500までの数字はデータ件数を表しています。
秋(9~11月)は、夏に勢力の強かった太平洋高気圧が弱まり、大陸からの移動性高気圧や低気圧の影響により、天気は周期的に変化します。南西風が多いのはこのためです。
また、夜間晴れて風が弱い日は、北北東から北東の陸風が多くなります。
晩秋から初冬にかけては、季節風の影響により西北西の風が多くなります。

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冬の風向

函館空港の冬の風配図グラフは現行の観測時間にかかる07時~20時(JST)の毎正時データより算出した冬の風向です。
青色の30毎の数字は風向、黒色の0~800までの数字はデータ件数を表しています。
冬(12~2月)は、西高東低の冬型の気圧配置による季節風の影響で東の風が少なく、西から北西の風が吹きやすくなります。
また、早朝、風の弱いときは、陸風となるため、北北東の風の割合も多くなっています。

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風速

年間の風速

函館空港年間の風速頻度年間の風速をグラフにしたものです。グラフの縦軸の数字は風速(kt=ノット)、横軸は頻度割合(%)です。グラフの右に表示している数値はそれぞれの階級の頻度割合(%)です。
グラフでは、年間を通して風速6~10ktの出現頻度が最も多く、全体の約38%となっており、10kt以下の出現頻度が、全体の約68%を占めています。

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季節毎の風速

函館空港の季節毎の風速頻度季節毎の風速をグラフにしたものです。グラフの縦軸の数字は風速(kt=ノット)、横軸の数字は頻度割合(%)、グラフ内に表示している数値は季節毎の頻度割合(%)です。
季節毎で見ると、春(3~5月)は、21~30ktの風の出現頻度が多く、夏(6~8月)は、10kt以下の割合が多くなっています。秋(9~11月)は、25kt以下の風の出現頻度がそれぞれ約25%前後となっており、風速頻度にあまりばらつきがみられません。
一方、冬(12~2月)は、季節風の影響を受け、年間で最も風が強く、31~35ktの出現頻度が約69%と最も多くなっています。

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視程

視程とは、観測所から視認できる目標物までの距離をいいます。

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悪視程

函館空港の悪視程(1,500m未満)月平均日数グラフでは、夏季(5~7月)及び冬季(12~3月)に視程1,500m未満となる日数が多くなっています。
夏季の要因は、オホーツク海高気圧からの冷たく湿った東寄りの風が流入することや、函館の北側を通過する低気圧の影響により、海霧(移流霧)が発生するためです。
冬季の要因は、雪によるものです。

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雲底の高さ

函館空港の低雲高(300ft)月平均日数雲底の高さとは、航空気象観測において、飛行場の標高から雲の底面までの高さをいいます。
グラフは、10分雲量で6分以上(BKN)の雲の高さが300ft未満であった日数を表しています。
函館空港では、夏季(5~8月)に低い雲底の高さとなる日数が多い傾向が見られます。
これは、霧と同様、オホーツク海高気圧からの冷たく湿った東寄りの風が流入することや、函館の北側を通過する低気圧の影響により、海霧(移流霧)が発生するためです。

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降水量

函館空港の月降水量降水量は、ある時間内に地表の水平面に達した降水の量をいい、水の深さ「mm」により表します。
年間平均降水量は1045.5mmで、月別では7月が193.6mmと最も多く、夏季から秋季に多く冬季に少ない傾向となっています。

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気温

函館空港の月別平均気温年平均気温は9.1℃、月平均最低気温は1月の-9.1℃、最高気温は8月の25.7℃となっています。

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猛暑日・真夏日・夏日・真冬日・冬日

函館空港の真冬日・冬日・夏日・真夏日月別平均日数

猛暑日・真夏日・夏日・真冬日・冬日の定義は次のとおりです。

函館空港の夏

観測史上、猛暑日の記録はなく、真夏日も年平均0.6日と、1年に1度観測するかどうかの割合です。
夏日も年平均28日と少なく、比較的過ごしやすい夏となっています。

函館空港の冬

真冬日は、12~2月の厳冬期に多く、年平均値は23日です。特に、1~2月は月平均気温が0℃以下と低くなっています。
冬日は10~5月に発生しており、冬日の年平均値は133.4日です。

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雷日数

函館空港の月別平均雷日数グラフでは、10~11月にかけて発生頻度が集中しています。
これは、寒冷前線通過時等に上空に強い寒気が流入した際、地上と上空の気温差が大きく、大気の状態が不安定となるためです。次いで7月に多いのも同様です。
逆に、1~3月の厳冬期には、発生頻度は少なくなっています。

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雪日数

函館空港の月別平均雪日数函館空港の降雪期間は、主に11~3月で、1月は月平均降雪量が25cm以上と多くなっています。4月でも数cmの雪が降ることがあります。

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極値

各要素の極値(観測史上1位の値)について表にしたものです。1990~2010年の日々の観測値(気象データ)より算出しています。
なお、当所の独自統計資料のため公式なものではありません。アメダス極値については、気象庁ホームページを参照願います。

観測種目 観測値 起日
日最高気温 31.8℃ 2000年07月30日
日最低気温 -20.6℃ 1996年02月02日
日最大10分間平均風速 SW 46kt 2004年09月08日
日最大瞬間風速 E 70kt 1990年12月01日
日降水量 158.0mm 1995年08月28日
日最大1時間降水量 61.5mm 2008年07月23日
日最大10分間降水量 22.5mm 2005年08月23日
日最深積雪
(当日09時~翌日09時)
40cm 1999年03月21日

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