滋賀県の災害事例

2005年12月12日~15日の大雪

12月14日午後8時30分頃、伊香郡余呉町の椿坂において雪崩が発生し、国道365号線が通行止めとなり、中河内地区(39世帯65名)が一時孤立状態となった(15日10時復旧)。また、同町菅波では倒木により電線が切れ約50戸が停電となったほか、木之本町、余呉町、西浅井町では小学校7校と中学校4校が始業時間を1~2時間繰り下げた。
鉄道ではJR北陸本線で14日始発から15日正午ごろにかけ、木之本-武生(福井県越前市)で特急を含む214本が運休し、約4万5000人に影響が出た。道路では、北陸自動車道の木之本インターと福井県今庄インター間で14日午後11時から15日7時過ぎまで通行止めになったほか、名神高速道路でも速度規制などが行われた。
農業関係では、米原市で積雪によりビニールハウスが全壊1棟、半壊1棟の被害が出た。
また、甲賀市の甲賀中学校で水道管が破裂し、終業時刻を75分繰り上げた。

資料 作成者 作成日 概要
2005年12月12日~15日の大雪 彦根地方気象台 2020-01-24 上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まり、12月12日から15日にかけて断続的に雪が降り続き、特に14日から15日にかけて大雪となった。