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気象台の仕事


 気象庁は、気象業務の健全な発達を図り、災害の予防、交通の安全の確保、産業の興隆等、公共の福祉の増進に寄与するとともに、気象業務に関する国際的協力を行うことを目的として業務を行っています。
 彦根地方気象台では、滋賀県を対象とした防災気象情報(警報・注意報や地震に関する情報など)や天気予報の発表、アメダス等による気象観測などを行っています。また、防災機関と連携するための調整や気象資料の照会などの窓口業務を行っています。
彦根地方気象台庁舎


予報業務
 彦根地方気象台では、台風や前線等による大雨、暴風等の顕著な気象現象や地震による災害の防止・軽減を目的として、滋賀県を対象とした大雨、洪水、暴風等の気象警報・注意報及び気象情報を発表しています。発表した警報等は、防災機関(滋賀県等)に通知し、防災活動に資するとともに、報道機関(NHK等)の協力を得て、広く県民の皆様にお伝えしています。
 また、滋賀県を対象とした天気予報や週間予報を毎日発表しています。
○警報(5種類)
大雨、洪水、大雪、暴風、暴風雪
○注意報(12種類)
大雨、洪水、大雪、強風、風雪、濃霧、雷、乾燥、なだれ、着雪、霜、低温

・警報・注意報
 災害が起こるおそれがあると予想される時には、市町村ごと(大津市は北部、南部に分割)に発表し、注意や警戒を呼びかけます。
 全ての警報・注意報には、それぞれ発表の基準があり、基準に達する気象状態になると予想される場合に該当する警報・注意報を発表します。

・警報・注意報の種類及び基準についてはこちらをご覧下さい。
・滋賀県の細分区域についてはこちらをご覧下さい。

・気象情報
 滋賀県内で大雨、強風などが予想されたり、観測した場合に気象情報(「大雨に関する気象情報」など)を発表します。
 滋賀県に台風が接近して大雨や強風などの影響を受ける恐れがあると予想される時には「台風に関する気象情報」を発表し警戒を呼びかけます。
 少雨、高温、低温、日照不足など長期間にわたり社会的に大きな影響を生じる状況である場合には天候情報(「少雨に関する気象情報」など)を発表します。

・記録的短時間大雨情報
 大雨警報を発表中に数年に一度しか起こらないような非常に激しい雨を観測もしくは解析した場合、一層の警戒を呼びかけるために「記録的短時間大雨情報」を発表します。

・土砂災害警戒情報
 土砂災害警戒情報は、大雨による土砂災害発生の危険度が高まったとき、市町長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、滋賀県と彦根地方気象台が共同で発表する防災情報です。

・竜巻注意情報
 竜巻注意情報は、積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト等による激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された場合に発表します。この情報の有効時間は、発表から1時間です。

・洪水予報
 防災上重要な対応が必要とされる滋賀県の河川について、国が管理する河川は彦根地方気象台と国土交通省近畿地方整備局(琵琶湖河川事務所)が、滋賀県が管理する河川は彦根地方気象台と滋賀県が、それぞれ持つ実況監視情報や予測技術を活用して、共同で水位や流量を示して洪水予報を発表します。洪水予報には洪水注意報、警報と情報がありますが、一般の洪水注意報・警報と違い、例えば「日野川洪水警報」のように河川名を示して、対象河川を明確にしています。

・滋賀県で洪水予報を行っている河川はこちらをご覧下さい。
 滋賀県を北部・南部に分けて(一次細分区域)、天気予報・週間天気予報・時系列予報等を発表しています。
 

・天気予報
 明後日までの天気、風、最高・最低気温、降水確率を、1日3回(5、11、17時)発表しています。

・時系列予報
 滋賀県北部・南部の3時間ごとの卓越天気、風向風速と彦根、大津の気温を24時間先(17時発表は30時間先)まで図形式表示にしたものです。「天気予報」の発表に併せて発表しています。

・週間天気予報
 向こう1週間の毎日の天気、降水確率、最高・最低気温などを、1日2回(11時、17時頃)発表しています。




観測・統計業務

・地上気象観測
 彦根地方気象台では気圧、気温、湿度、降水量、天気などを観測しています。
 観測結果は直ちに気象庁に通報され、天気予報等に利用されます。また、もっとも基本的な気象資料として、原簿として保存されたり統計処理されて、防災や産業活動ならびに調査・研究などさまざまな分野に利活用されています。天気や雲や視程の観測は自動で行う事ができませんので、職員が目で観て観測します。

・地域気象観測所(アメダス)
 集中豪雨や局地的な異常気象などを監視し、気象災害を防止・軽減する目的で設置されたものがアメダスです。
 観測項目には、降水量、風向・風速、気温、日照時間の4要素のものが主で、雪の災害が多い所では、これに積雪の深さも加わります。 また、降水量だけのところもあります。
 観測所は全国で約1300箇所あり、滋賀県内に地域気象観測所8ヶ所及び地域雨量観測所3ヶ所を設置し、積雪深計を3ヶ所に併設しています。
 滋賀県内のアメダスの場所についてはこちらをご覧下さい。

・生物季節観測
 生物に及ぼす気象の影響を知るとともに、総合的な気象状況の推移を知るため、植物及び動物の状態が季節によって変化する現象についての観測・通報を行っています。
 観測結果はこちらをご覧下さい。


地震業務
 滋賀県の地震に関する情報の作成と発表、地震情報の利用の促進、顕著な被害地震の調査などを行っています。 ・滋賀県内の震度観測点はこちらをご覧下さい。


防災業務
 災害の防止や軽減のために、防災気象情報の利用に関する広報を関係機関に行うとともに、緊急時も含め情報伝達が円滑・迅速に行われるように努めています。
 さらに滋賀県などの防災会議、水防協議会、交通安全対策会議や国民保護協議会等に参画し、地域防災計画、水防計画、交通安全計画等において、気象、地象、水象に関する「予警報、情報の発表及び伝達」、「観測及びその成果の提供」など、災害対策に必要な情報を提供するため、計画の見直し等に際しては密接な協議、調整を行っています。
 また、一般に対する気象・地震の知識の普及ならびに天気相談などのサービス業務を行っています。

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