生物季節観測データ(鹿児島地方気象台)

生物季節観測

生物季節観測とは、植物や動物の状態が季節によって変化する現象について行う観測です。 生物に及ぼす気象の影響を知るとともに、その観測結果から季節の遅れ進みや、気候の違いなどの 総合的な気象状況の推移を知る目的で行われています。

鹿児島地方気象台の生物季節観測には植物の観測(13種目)と動物の観測(10種目)があります。 2018年と2017年の観測値、平年値および観測地点の一覧は下のようになります。

植物の観測
観測種目 観測現象 2018年 平年値 2017年 観測地点
いちょう 発芽
さくら 満開
のだふじ 開花
やまつつじ 開花
あじさい 開花
さるすべり 開花
やまはぎ 開花
すすき 開花
いちょう 黄葉
いちょう 落葉
かえで 紅葉
かえで 落葉
すいせん 開花
たんぽぽ 開花
うめ 開花
つばき 開花
さくら 開花

動物の観測
観測種目 観測現象 2018年 平年値 2017年 観測地点
きあげは 初見
しおからとんぼ 初見
ほたる 初見
あぶらぜみ 初鳴
ひぐらし 初鳴
もず 初鳴
うぐいす 初鳴
もんしろちょう 初見
つばめ 初見
ひばり 初鳴

生物季節観測に関する用語
発芽日の観測

発芽は,葉芽について観測しています。目測によって対象とする植物の芽の総数の約20%が 発芽した最初の日を、その植物の発芽日といいます。


開花日の観測

植物の観測のうち比較的小型な小さな花が数多く咲く種目(そめいよしの・うめ・のだふじ・さるすべり) については5~6輪、それ以外の花は2~3輪で開花となります。また、すすきは葉鞘から抜きでた穂の数が、 穂が出ると予想される全体の20%に達したと推定される最初の日としています。


満開日の観測

対象とする植物の花が咲き揃ったときの約80%以上が咲いた状態を満開といい、その日となった最初の日を その植物の満開日といいます。


紅(黄)葉日の観測

対象とする植物を全体として眺めたときに、その葉の色が大部分紅(黄)色系統の色に変わり、 緑色系統の色がほとんど認められなくなった最初の日を、その植物の紅(黄)葉日といいます。


落葉日の観測

目測によって対象とする落葉樹の葉の約80%が落葉した最初の日を、その落葉樹の落葉日とします。 強風により強制的に落葉した場合も上に述べた方法で観測した日をもって落葉日としています。


初見日の観測

対象とする動物の姿を初めて見た日を、その動物の初見日としています。


初鳴日の観測

対象とする動物の鳴き声を初めて聞いた日を、その動物の初鳴日(しょめいび)としています。