「桜島大正噴火から110年」特設ページ(お知らせ)

桜島大正噴火から110年

令和6年は、1914(大正3)年1月12日の大噴火から110年を迎えます。 当時、流れ出た溶岩等により桜島と大隅半島は陸続きになり、死者・行方不明者58名という甚大な被害が発生しました。その後も桜島は活発な火山活動が継続しています。 大噴火の発生当時、鹿児島地方気象台の前身である鹿児島測候所は、鹿児島市北部の高台にありました。 当時は、震源を推定することさえ非常に困難でしたが、その後、火山観測技術は発展を遂げ、観測体制も充実してきています。気象庁ではこれらのデータを活用することで、日々、火山防災情報の改善に努めています。

今年、110年の節目を迎えるにあたり、桜島の活動の歴史や観測体制、火山防災情報等について理解を深めて頂くよう、特設ページを開設します。

鹿児島測候所

桜島大正噴火当時の鹿児島測候所
「大正三年桜島大爆震記 鹿児島新聞記者十余名共纂」(鹿児島県立図書館蔵)より