生物季節観測

更新日(平成24年5月13日)

・「ほたる」の初見を観測しました。(5/13

・「しおからとんぼ」の初見を観測しました。(5/2)
・「きあげは」の初見を観測しました。(4/29)

・「やまつつじ」が開花しました。(4/20)


生物季節観測とは、植物や動物の状態が季節によって変化する現象について行う観測です。生物に及ぼす気象の影響を知るとともに、その観測結果から季節の遅れ進みや、気候の違いなどの総合的な気象状況の推移を知る目的で行われています。
鹿児島地方気象台の生物季節観測には
植物の観測(13種目)動物の観測(10種目)があります。今年と昨年の観測値および、平年値の一覧は下のようになります。

1.植物の観測(鹿児島市での観測月日)

観測種目

観測現象

平年値

2011

2012

あじさいしんか

開花

529

65

 

さるすべり

開花

723

81

 

やまはぎ

開花

810

 

すすき

開花

925

1014

 

すいせん

開花

17

37

118

つばき

開花

26

215

うめ

開花

131

217

214

たんぽぽ

開花

124

36

やまつつじ

開花

414

530

420

のだふじ

開花

49

412

49

そめいよしの

開花

326

323

326

そめいよしの

満開

44

45

45

*あじさいの開花は真花で観測する。てまりのようなあじさいの花の下にかくれた径7ミリほどの小さい花です。

 

観測種目

観測現象

平年値

2011

2012

いちょう

発芽

41

46

48

 

観測種目

観測現象

平年値

2011

2012

いちょう

黄葉

1124

1129

 

いちょう

落葉

126

129

 

いろはかえで

紅葉

1211

126

 

いろはかえで

落葉

1225

1217

 

 

2.動物の観測(鹿児島市での観測月日)

観測種目

観測現象

平年値

2011

2012

もんしろちょう

初見

33

225

227

つばめ

初見

36

39

229

きあげは

初見

415

510

429

しおからとんぼ

初見

55

421

52

ほたる

初見

512

510

513

 

観測種目

観測現象

平年値

2011

2012

うぐいす

初鳴

228

35

229

ひばり

初鳴

37

310

33

あぶらぜみ

初鳴

716

73

 

ひぐらし

初鳴

725

713

 

もず

初鳴

916

913

 

 

生物季節観測に関する用語


発芽日の観測

発芽は,葉芽について観測しています。目測によって対象とする植物の芽の総数の約20%が発芽した最初の日を、その植物の発芽日といいます。

 

開花日の観測

植物の観測のうち比較的小型な小さな花が数多く咲く種目(そめいよしの・うめ・のだふじ・さるすべり)については5〜6輪、それ以外の花は2〜3輪で開花となります。また、すすきは葉鞘から抜きでた穂の数が、穂が出ると予想される全体の20%に達したと推定される最初の日としています。

 

満開日の観測

対象とする植物の花が咲き揃ったときの約80%以上が咲いた状態を満開といい、その日となった最初の日をその植物の満開日といいます。

 

()葉日の観測

対象とする植物を全体として眺めたときに、その葉の色が大部分紅()色系統の色に変わり、緑色系統の色がほとんど認められなくなった最初の日を、その植物の紅()葉日といいます。

 

落葉日の観測

目測によって対象とする落葉樹の葉の約80%が落葉した最初の日を、その落葉樹の落葉日とします。強風により強制的に落葉した場合も上に述べた方法で観測した日をもって落葉日としています。

 

初見日の観測

対象とする動物の姿を初めて見た日を、その動物の初見日としています。

 

初鳴日の観測

対象とする動物の鳴き声を初めて聞いた日を、その動物の初鳴日(しょめいび)としています。