関西航空地方気象台
ホーム 航空機の運航と気象 業務紹介 WEATHER REPORT リンク集 サイトマップ ご案内
ホーム > 業務紹介 > 空港気象ドップラーライダー(航空気象観測業務)

 空港気象ドップラーライダー

【目的】
空港気象ドップラーレーダーと同様に、空港周辺に発生する低層ウィンドシアー(マイクロバーストやシアーライン)を検出することを目的に設置されました。
【観測原理】
パルス状のレーザー光(パイロットの目に安全な波長帯を使用)を発射し、エーロゾルと呼ぶ大気中に浮遊する塵の動きを捉えた散乱光を探知します。発射したレーザー光と散乱光の周波数の変化(ドップラー効果)を利用して、風の分布を観測しています。
【機能】
空港から半径15km以内に発生する低層ウィンドシアーを観測し、運航機関に速やかに情報提供することで、航空機の安全運航に寄与します。ドップラーレーダーとの違いは、雨が降っていないときの低層ウィンドシアーを捉えることができます。
【経緯】
2011年(平成23年)8月観測開始。2019年(平成31年)3月現用機に更新。
2019年6月7日にドップラーライダーで観測されたドップラー速度とシアーライン ライダー装置
2019年6月7日にドップラーライダーで観測されたドップラー速度とシアーライン ライダー装置