令和4年12月23日大雪(2022年12月22日~12月24日)
22日から24日にかけて日本付近の上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続いた。
このため、高知県では22日夕方から周防灘付近で発達した雪雲が西から東へ向かって長時間持続して流れ込んだため、中部の山地だけでなく、
普段雪の少ない高知中央の平地でも大雪となり、23日07時27分高知県中部、12時20分高知県西部に大雪警報を発表した。高知県に大雪警報を発表したのは、
平成30年(2018年)2月12日以来、4年ぶりとなった。
高知市では23日08時に観測史上1位となる最深積雪14センチ、津野町高野では24日06時に28センチを観測し、記録的な大雪となった。
高知県内では積雪や凍結等により、農業被害、停電(最大約5350戸)、孤立集落(仁淀川町、日高村)、人身・物損事故213件の被害があり、また高速道路、国道等の通行止や立ち往生などが発生した。
【被害状況:12月26日17時現在、高知県調べ】