埼玉県の暑さのデータ(2011年11月14日現在)

世界的に進んでいると言われる地球温暖化、また都市化が進むなかで、埼玉県内の気象官署の気温も上昇傾向にあります。
そこで、熊谷地方気象台が管理する県内の代表的な観測点(熊谷、秩父、さいたま)について、高温の変化傾向を調べてみました。

○ 猛暑日の日数(気象官署(気象台・測候所・特別地域気象観測所等)での記録)
熊谷では、2011年には26日猛暑日(最高気温35℃以上)を観測しました。
昨年2010年に41日を、最高気温40.9度を観測した2007年は21日観測しています。

2011年(平成23年)
順位 観測地点 猛暑日の年間日数
1位 熊谷 26日
1位 甲府 26日
3位 前橋 23日

2010年(平成22年)
順位 観測地点 猛暑日の年間日数
1位 熊谷 41
2位 豊岡(兵庫) 38日
3位 日田(大分) 37日

2007年(平成19年)
順位 観測地点 猛暑日の年間日数
1位 熊本 27
1位 日田(大分) 27日
3位 熊谷 21日

過去10年の猛暑日の日数(熊谷)
2011年
(平成23年)
2010年
(平成22年)
2009年
(平成21年)
2008年
(平成20年)
2007年
(平成19年)
2006年
(平成18年)
2005年
(平成17年)
2004年
(平成16年)
2003年
(平成15年)
2002年
(平成14年)
日数 26 41 4 13 21 10 14 28 7 26


○ 猛暑日等の長期変化
熊谷と秩父について、最高気温35℃以上の日数と、38℃以上の日数が1年間に何回あったかを、100年ほど前からの図にしてみました。 

太線は5年移動平均
最高気温35℃以上の日は、1970年代から上昇傾向がみられます。また、38℃以上の日は、昔はほとんどありませんでしたが、近年は平均すると年に数回程度出現するようになりました。
太線は5年移動平均
最高気温35℃以上の日は、1980年代後半から上昇傾向がみられます。


○ 真夏日、夏日の長期変化
熊谷、秩父、さいたまについて、最高気温30℃以上(真夏日)と25℃以上の日(夏日)の日数が1年間に何回あったかを、100年ほど前(さいたまは30年ほど前)からの図にしてみました。
バラつきはありますが、いずれの観測点も近年は上昇傾向がみられます。


○ 熊谷で日本一の最高気温を観測
2007年8月16日14時42分に、熊谷地方気象台で最高気温40.9℃を観測しました。
この気温は、山形地方気象台が1933年(昭和8年)7月25日に観測した40.8℃を上まわり、日本の気象官署のなかで歴代1位の記録となりました。


○ 県内の観測点の歴代記録
観測開始から現在までの、県内の各観測点の最高気温は以下のとおりです。

観測地点 最高気温℃ 年月日
さいたま 38.7 1997/7/5
越谷 40.4 2007/8/16
所沢 39.6 1997/7/6
寄居 39.5 2007/8/15
熊谷 40.9 2007/8/16
久喜 38.9 2007/8/16
秩父 39.3 1994/8/7
鳩山 39.9 1997/7/5


○ 各月毎の最高気温
2011年6月24日に熊谷で39.8℃の最高気温を観測しました。
この気温は、静岡地方気象台が1991年(平成3年)6月27日に観測した38.3℃を上回り、6月の国内最高気温を更新しました。

各月毎の国内最高気温(気象官署(気象台・測候所・特別地域気象観測所等)での記録)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
地点名 南鳥島
(東京)
石垣島
(沖縄)
名瀬
(鹿児島)
米子
(鳥取)
秩父
(埼玉)
熊谷
(埼玉)
山形
(山形)
熊谷
(埼玉)
熊谷
(埼玉)
伏木
(富山)
南鳥島
(東京)
南鳥島
(東京)
最高気温 29.7 29.1 30.4 33.7 37.2 39.8 40.8 40.9 39.7 34.1 34.2 31.6
日付 1954/1/7 1898/2/16 1999/3/26 2005/4/28 1993/5/13 2011/6/24 1933/7/25 2007/8/16 2000/9/2 1946/10/3 1953/11/4 1952/12/5

埼玉県の平野部が暑くなるわけ



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