熊谷地方気象台長からのメッセージ

楳田貴郁写真

 埼玉県のみなさま、ホームページをご覧になっているみなさま、こんにちは。熊谷地方気象台長の楳田貴郁(うめだたかふみ)です。


 埼玉県は、1都6県と隣接する内陸県で、全国的に見ても晴れの日が多く、暮らしやすい気候です。


 一方、洪水や土砂災害、浸水被害、突風被害等に見舞われたことも少なくありません。


 令和元年東日本台風(台風第19号)では、北・東日本に記録的な大雨をもたらし、埼玉県でも多くの河川で決壊や越水が発生、土砂災害や浸水害も発生しました。埼玉県で「大雨特別警報」を発表した初めての事例となりました。時として、このような被害が発生する、ということは忘れてはならないと思います。


 また、2018年7月23日には、熊谷で41.1℃の最高気温を記録(2020年8月17日の浜松とならんで1位タイ)するなど、暑さによる影響が大きくなっています。背景には地球温暖化、都市化の影響があると考えられます。環境省・気象庁は、熱中症の危険が高くなる暑熱環境が予測される場合に、国民に「気づき」を与え、予防行動を促す事を目的として、「熱中症警戒アラート」を発表することにしています。


 熊谷地方気象台は、さまざまな防災気象情報の適切な発表につとめ、また、地域の防災力の向上に貢献できるよう、地域に根差したきめ細やかな取り組みも進めてまいります。


令和3年4月 熊谷地方気象台長 楳田貴郁