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釧路地方気象台長よりメッセージ



 みなさま、釧路地方気象台ホームページをご利用いただきありがとうございます。

 釧路地方気象台長 中三川(なかみがわ)です。

 当台は、明治22(1889)年8月1日に北海道庁第二部地理課に属す「釧路測候所」として、釧路村から分割された幣舞町(現釧路市幣舞町4番30号) の釧路郡役所所属官舎で業務を開始しました。その後、何度かの変遷ののち、平成12(2000)年10月5日より現在地(釧路市幸 町10丁目3番地)の釧路地方合同庁舎(9階)で業務を行っています。

 当台が管轄している釧路・根室・十勝地方は、西側を日高山脈、北側を大雪山系等があることから、冬季は厳しい寒さが続く ものの、道内では比較的雪が少なく、晴天の日が多いことが特徴です。一方、夏季は、帯広で道内の気象官署としては日最高 気温30℃以上の真夏日がもっとも多いなど内陸では高温となりますが、湿った南東季節風が親潮によって冷やされて発生する 海霧により、沿岸部を中心に冷涼であることが特徴となっています。

 こうした気候特性のもと、釧路・根室地方では漁業や酪農が、十勝地方では農業や酪農が比較的盛んで、釧路湿原に代表される 様々な観光資源にも恵まれており、多くの観光客が訪れます。

 こうした豊かな産業をはぐくむ自然環境も、時には大きな牙をむくこともあり、幾多の気象災害や地震、津波、火山噴火による災害 に見舞われてもきました。最近では平成28(2016)年に4つの台風が接近または上陸し、大きな災害が発生したほか、平成30(2018) 年3月には大雨と融雪による災害が発生しています。

 北海道ではここ数十年間で短時間強雨(1時間30ミリ以上)の回数は増えてきており、当地方も例外ではありません。地球温暖化の 進展により、将来にわたっても大雨は増えると予想されており、気象災害に対する備えをしっかりしていく必要があります。当台では、 大雨など気象災害の発生が予想されるときには、防災関係機関への的確な気象情報の伝達や解説を行い、道や市町村等と協力して、 早期の避難や事前の準備等により災害が防止・軽減できるよう努めています。

 今後とも頼りにされる気象台であるよう、職員一丸となって、関係機関と連携しつつ取り組んでまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

   平成31年4月
    釧路地方気象台長 中三川 浩(なかみがわ ひろし)


 
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