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京都府の気象特性

目次

気象の特徴

概要

京都府の地形は、琵琶湖西岸から大阪府北部にかけて丹波高地が広がり、そのほぼ中央に位置する丹波山地を境にして気候が北部と南部に大別され、南部は太平洋 (瀬戸内)気候、北部は日本海気候の特性を示します。
 北部でも丹後半島地域は日本海側の特性が顕著で、福知山盆地から丹後山地一帯は内陸性、舞鶴湾・宮津湾付近一帯は両者の中間の気候です。

南部では、亀岡盆地から南山城山間部にかけては内陸性の気候です。 また、京都市の市街地では、近年平均気温の上昇など、都市気候化の傾向が認められます。

京都の主な要素の平年値(1981年から2010年までの30年間の平均)

京都の主な要素の平年値
年平均気温 15.9
年降水量 1491.3mm
年平均風速 1.7m/s
日数 気温 冬日(日最低気温<0.0) 22.9日
真冬日(日最高気温<0.0) 0.0日
熱帯夜(日最低気温≧25.0) 20.7日
夏日(日最高気温≧25.0) 136.8日
真夏日(日最高気温≧30.0) 71.3日
現象 雪(降雪) 30.0日
20.3日
1.0日
不照 47.9日

京都の主な要素の観測史上1~10位の値

京都の主な要素の観測史上1~10位の値はこちら(気象庁HP)で確認できます。

気象災害

台風災害

台風が京都府の西側を北上するときはいわゆる風台風となり、東側を通過するときはいわゆる雨台風となる場合が多くみられます。

風害は京都市内から南山城にかけての地域、水害は由良川、桂川流域に多く発生しています。

潮岬をかすめて東海地方に進むコースをとる大型台風は、暴風、大雨をもたらし重大な災害が発生します。

府下に最も大雨を降らせる台風のコースは、紀伊半島から東海地方へ北東進するもので、府下全域が大雨となりますが特に丹波山地がその中心となります。

1953(昭和28)年の台風第13号、1959(昭和34)年の伊勢湾台風はいずれもこのコースをたどり、由良川、桂川上流域に300~500mmの豪雨を降らせました。

特に1953年の第13号台風は、府下の中小河川はもちろんのこと、大河川がいずれも各所で決壊または大氾濫して大洪水となりました。

1961年の第2室戸台風の概要についてはこちらから。

京都地方気象台の台風時の気象データ
室戸台風 ジェーン台風 第2室戸台風
年月日 1934年9月21日 1950年9月3日 1961年9月16日
最低気圧 957.5hPa 974.3hPa 937.3hPa
最大風速 南 28.0m/s 南南東 24.9m/s 東北東 22.3m/s
最大瞬間風速 南 42.1m/s 南南東 28.8m/s 東北東 34.3m/s
舞鶴特別地域気象観測所の台風時の気象データ
5313号 伊勢湾台風 第2室戸台風
年月日 1953年9月25日 1959年9月26日 1961年9月16日
最低気圧 989.6hPa 968.7hPa 960.5hPa
最大風速 北 25.5m/s 北北東 36.5m/s 西北西 29.8m/s
最大瞬間風速 北 40.6m/s 北 51.1m/s 西北西 48.3m/s

大雨災害

京都府における大雨災害は、台風より梅雨末期の集中豪雨によるものの方が多いようです。

1951(昭和26)年7月11日、山城及び口丹波地方を中心に雷を伴った局地的な豪雨となったため、南桑田郡篠村字柏原部落(現亀岡市柏原)の西端を流れる年谷川上流の平和池が決壊し、下流の集落が濁流に呑み込まれ、死者・行方不明者114名の犠牲者を出しました。

また、1953(昭和28)年8月14日~15日にかけて、木津川上流域を中心に大雷雨が発生し、和束町で428mmという集中豪雨が降り、ため池の決壊や小河川の氾濫により、死者・行方不明者336名の犠牲者を出す大惨事となりました。

この大雨は非常に狭い範囲で降ったことから、報道機関によって「集中豪雨」という言葉が使われた最初の事例となりました。

(注)集中豪雨という言葉が初めて使われたのは、1953年8月15日の朝日新聞の夕刊(大阪本社版)とされている。「集中豪雨木津川上流に」という見出しで、本文にも「激しい雷と豪雨を伴って木津川上流に」とある。集中豪雨という表現が現象を的確に表していたため、次第に気象用語として定着するようになった

1時間降水量の極値
順位 京都 舞鶴
1位 88.0mm 1980年8月26日 80.2mm 1957年7月16日
2位 83.4mm 1918年8月15日 60.0mm 1953年9月25日
3位 80.9mm 1941年6月28日 57.5mm 1982年7月27日

地震津波災害

京都府に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い地震です。陸域で発生した地震で、京都府での本格的な被害地震の記録が残っているのは、976年の地震(マグニチュード:M6.7以上)からです。

976年の地震では、京都府南部や滋賀県で死者50名以上を含む被害が生じました。

慶長伏見地震と呼ばれる1596年の地震では、被害は畿内に広く分布し、特に、京都では三条から伏見の間で被害が最も多く、伏見城天守閣が大破し、石垣が崩れて500余名の圧死者が生じました。

明治以降では、丹後半島を中心に甚大な被害を及ぼした1927年の北丹後地震(M7.3)が知られています。

また、1995年の兵庫県南部地震(M7.3)のように周辺地域で発生する地震や、1952年の吉野地震(M6.7、深さ61km)のように沈み込んだフィリピン海プレート内で発生するやや深い地震、南海トラフ沿いで発生する巨大地震によっても被害を受けることがあります。

さらに,京都府の北部は日本海に面しており,1983年の日本海中部地震(M7.7)など日本海東縁部で発生する地震によって、津波による被害を受けることがあります。

京都府に被害をもたらしたおもな地震(1926年以降)
年月日 マグニチュード(M) 地域(地震名)
1927年3月7日 7.3 京都府北部(北丹後地震)
1936年2月21日 6.4 奈良県地方(河内大和地震)
1943年9月10日 7.2 鳥取県東部(鳥取地震)
1946年12月21日 8.0 紀伊半島沖(南海地震)
1952年7月18日 6.7 奈良県地方(吉野地震)
1995年1月17日 7.3 淡路島付近(兵庫県南部地震)

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