天気の部屋

ここでは、私たちの身のまわりに起こっている様々な自然現象がどのような仕組みによって発生しているのか、人々に被害をもたらすような現象から身を守るために気象台がどのような情報を発表しているのかを知ることができます。

紫外線 ― UVインデックスって何? ―

 梅雨が明けると夏が到来します。海や山などに出かけたり、外でスポーツを楽しむ人もいるでしょう。日光の下で体を動かすのは、とても快適ですよね。夏の日射しで、小麦色に焼けた肌はとても健康的に見えます。実際、日焼けの原因となる紫外線には、体内でビタミンDを作るのを助ける働きなどがあり、役に立つ面があります。

 しかし、紫外線に当たりすぎるとかえって体に悪い影響を及ぼすことがあります。近年、紫外線を浴びすぎると皮膚がんや白内障になりやすいことが分かっており、十分に注意が必要です。

 気象庁では、日々の紫外線対策を効果的に行えるように、UVインデックスを用いた紫外線情報を提供しています。UVインデックスとは、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さをあらわしたものです(表1)。図1は天気の変化を考慮して予測されるUVインデックスの分布図で、実際に気象庁が発表している情報の一例です。これまで観測されたUVインデックスと日照時間等の関係をもとに、1時間毎の予測を約20km四方の領域に分割して推定しています。

表1 UVインデックスとそれに応じた紫外線対策
(環境省「紫外線保健指導マニュアルによる)
1~2 弱い 安心して戸外で過ごせます。
3~5 中程度 日中は出来るだけ日陰を利用しよう。
出来るだけ、長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を利用しよう。
6~7 強い
8~10 非常に強い 日中の外出は出来るだけ控えよう。
必ず、長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を利用しよう。
11以上 極端に強い
UVインデックスの予測分布図の一例

図1 UVインデックスの予測分布図の例

 気象庁ホームページの「紫外線情報」には、図1の当日の予測のほか、晴天の場合の当日と翌日の1時間毎の予測や昨日の実況解説図も利用できます。詳しくは、気象庁ホームページの「紫外線情報」をご覧下さい。

 紫外線が強いと予測される時間帯は、なるべく外出を避けるか、帽子をかぶったりサングラスをかけるなど、紫外線の浴びすぎを防ぐように心がけると良いでしょう(環境省「紫外線保健指導マニュアル」参照)。