天気の部屋

ここでは、私たちの身のまわりに起こっている様々な自然現象がどのような仕組みによって発生しているのか、人々に被害をもたらすような現象から身を守るために気象台がどのような情報を発表しているのかを知ることができます。

寒気

 テレビなどの天気予報では、「上空の寒気の流入で雲が広がり・・・」という表現を耳にすることがあります。ここでは、寒気の流入、つまり相対的に気温の低い空気の影響で、雲が発生する理由を考えてみましょう。

 雲のできる仕組みでは、水蒸気を含む空気が何らかの原因で上昇して、冷やされることによって雲が発生することを紹介しています。ここでは上空に寒気が流入することでなぜ上昇気流が生じるかを説明します。

 上空に寒気が流入すると、寒気は冷たく周囲の空気より重いですが、寒気より下にある空気は寒気より暖かく軽いため、寒気は下へ、下の暖かい空気は上へと互いに入れ替わろうとして対流(上昇気流と下降気流)が生じます(図1)。上昇気流によって持ち上げられた暖かい空気は冷やされて雲が発生し、雨や雪が降ることがあります。

寒気によって雲ができる仕組みを表した概念図

図1 寒気による雲のできる仕組み

 空気が上昇することで、どのように雲ができるかは、雲のできる仕組みで解説しているので、参考にして下さい。