干ばつによる災害


長期間、雨が降らなかったり、降っても異常に少なかったりするために発生する災害を干ばつといいます。宮古島地方には、河川がないため降った雨は地下へと浸透してしまいます。そのため生活用水は、上水道が普及する以前は雨水を各家々に整備したタンクにためたり、井戸水を利用していました。農業用水はお天気頼みで、夏場は台風によるまとまった雨を期待する他ないという状況でしたので、長期間雨が降らないと、農作物の生長が止まり収穫が得られないことになります。とくに1971年の干ばつは3月から9月中旬まで台風接近による大雨で解消するまで7ケ月続き、宮古島地方のサトウキビは90%減収となりました。現在、生活用水は上水道として汲み上げた地下水が、各戸へ普及していますので、ある程度雨が降らないからといって断水になることはほとんどありません。また、農業用水としては地下ダムが整備され、灌漑施設が普及しつつあります。しかし、地域によっては灌漑施設が整備されておらず、長期間雨が降らないと干ばつになる状況は以前と変わりありません。

水売りの風景 サトウキビに水をまく農家 手作業で水をまく農家
水売りの風景(昭和30年代) 少雨傾向が続きサトウキビへ水をまく農家(2000年10月)

                   

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