長野地方気象台長からのメッセージ [長野地方気象台 TOPへ]


 このたびの令和元年台風第19号により、亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 この台風第19号が長野県に最接近した令和元年10月12、13日の2日間の総降水量は、北相木の395.5㎜以上、笠岳(高山村)と鹿教湯(上田市)のそれぞれ322.5mmの他、東信、北信地域を中心に多くの観測点で観測開始以来最大を記録し、広範囲での記録的大雨となりました。その結果、長野市穂保地区の千曲川の堤防の決壊など各地で洪水や浸水が発生しました。また、大雨による土砂災害や強風にもみまわれました。

 台風第19号の接近に際し、長野地方気象台では運用開始後初めて県内43市町村に大雨特別警報を発表し最大級の大雨への警戒を呼びかけました。また、県や被害の大きかった市町村には気象庁防災対応支援チーム(JETT)を派遣し気象解説を行いました。これら対応については防災関係者の皆様のご協力も得て振り返りを行い、今後の地域の防災により貢献できますよう運用改善に努めて参ります。

 今後、被災地や大雨の降った地域では、しばらくの間は通常よりも少ない降水で洪水、浸水、土砂災害が発生する可能性があります。気象台では監視を強め適宜的確に注意、警戒を呼び掛けて参ります。今後も気象台の防災気象情報をご活用ください。

 最後になりますが、被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。そして、美しい信濃の国の再興を願ってやみません。


令和元年11月 長野地方気象台長 内藤 宏人


プロフィール
長野地方気象台長の写真です。
    【 氏  名 】 内藤 宏人(ないとう ひろひと)

    【 出  身 】 岡山県

    【 生  年 】 昭和39年(1964年)

    【 職  歴 】
      平成元年4月  入庁
      平成4年4月   地震火山部地震火山業務課
      平成12年4月 札幌管区気象台技術部地震火山課主任技術専門官
      平成18年4月 仙台管区気象台技術部地震情報官
      平成23年4月 地震火山部地震予知情報課評価解析官
      平成28年4月 福井地方気象台長
      平成30年4月 現職

    【 趣  味 】 その土地の美しいもの美味しいものを探すこと

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