長野地方気象台長からのメッセージ [長野地方気象台 TOPへ]


 長野地方気象台ウェブサイトをご利用いただきありがとうございます。

 平成の時代が今年4月で終わり、5月から令和の時代が始まりました。とかく平成は自然災害が多かったと振り返られるのですが、今も地球温暖化は着々と進行し今後ますます大雨の機会が増えることが予想されますし、地震や火山噴火はいつ起こっても不思議ではないことに何ら変わりはありませんので、残念ながら令和の世も自然災害の脅威から逃れることはできないように思います。

 さて、小職は昨年4月に長野地方気象台に赴任しましたが、ちょうど県歌「信濃の国」制定から50年の節目の年に当たったためか何度も耳にする機会があり、県内各地を訪れるたびにその歌詞を思い起こし、大地の美しさ、自然の豊かさを実感してきました。しかし、仕事柄、ついつい意地悪な視点で、そこに謳われた山々はかつて噴火した火山や大地震を起こした断層によって高々とそびえ立っているのであり、一度大雨が降ればその急峻な地形から土砂災害が発生しやすく、河川はそこから集めた大量の水や土砂で水害を引き起こし、広大な盆地は大河の氾濫原が起源なのだと思ってしまうのです。日本中にいや世界に誇る長野の美しい風景と自然災害とは表裏一体なのです。

 そうした災害を誘発する激しい気象現象を止めることはできませんが、迫りくる脅威を認識し予め避難するなど、県民の皆様一人一人が防災対応をとることにより、災害は確実に軽減することができます。長野地方気象台では、それを全力でサポートするため、緊急時の適宜的確な防災気象情報の発表・解説はもちろん、自治体やマスコミの方々と連携しつつ、平素からその活用についての周知に取り組んで参ります。県民の皆様におかれましては、気象庁・気象台の提供する防災気象情報を引き続き安全安心のためにご活用ください。よろしくお願い申し上げます。


令和元年6月 長野地方気象台長 内藤 宏人


プロフィール
長野地方気象台長の写真です。
    【 氏  名 】 内藤 宏人(ないとう ひろひと)

    【 出  身 】 岡山県

    【 生  年 】 昭和39年(1964年)

    【 職  歴 】
      平成元年4月  入庁
      平成4年4月   地震火山部地震火山業務課
      平成12年4月 札幌管区気象台技術部地震火山課主任技術専門官
      平成18年4月 仙台管区気象台技術部地震情報官
      平成23年4月 地震火山部地震予知情報課評価解析官
      平成28年4月 福井地方気象台長
      平成30年4月 現職

    【 趣  味 】 その土地の美しいもの美味しいものを探すこと

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