1978年(昭和53) 6月 平戸の大雨

概況

20日に台風第3号が通過したあと、21日以降梅雨前線が九州付近に停滞し、 ぐずついた天気が続いていた。24日は前線の活動が活発となり、夕方には1時間最大57mmの雨となった。 このため山崩れにより4人の死者。20日の台風通過時に160mm、22日に40mmの雨があったため、地盤が緩んでいたことも原因とおもわれる。

昭和53年6月25日09時,21時の天気図

被害

死者 4人
重軽傷 1人
全壊家屋 6棟
床上浸水 4棟
床下浸水 86棟
道路損壊 71件

各地の日雨量(mm)

  時\日 6月24日 25日
1 0.0 7.0
2 0.0 1.0
3 0.0 0.0
4 0.0 0.0
5 0.0 0.0
6 0.0 0.0
7 0.0 0.0
8 1.5 0.0
9 0.5 0.0
10 0.0 0.0
11 0.0 0.0
12 1.0 0.0
13 1.5 0.0
14 3.0 0.0
15 2.5 0.0
16 2.0 0.0
17 11.0 0.0
18 3.5 0.0
19 4.0 0.0
20 50.5 0.0
21 39.0 0.0
22 35.5 0.0
23 35.5 0.0
24 26.5 0.0
日計 217.5 8.0
総計 225.5
1時間最大 57.0
同上起日時 24日1940~2040