2003年(平成15年)7月 県中央部の大雨

概況

梅雨前線が対馬海峡にあり、南から湿った空気が九州北部地方に流入し、長崎県では雨雲が発達し、県内の所々で大雨となりました。
19日21時の降り始めから20日18時までの総雨量のうち雨量が多くなった地点は次のとおり。
諫早市の五家原岳で220ミリを最高に、西彼杵半島の大瀬戸町で202ミリ、大村市で179ミリ、雲仙岳で191ミリ、島原半島の口之津で172ミリの雨量が観測された。
琴海町で土石流により行方不明者が1名。琴海町長浦岳では、降り始めの19日21時から20日18時までの総雨量が114ミリ、7時から8時の1時間で21ミリ、8時から9時までの1時間で12ミリを観測した。

平成15年7月20日09時から21日21時までの天気図

県内被害

 
死者 1人
負傷者 1人
全壊家屋 2棟
半壊家屋 4棟
床上浸水 1棟
床下浸水 5棟
道路損壊 6件
山崖崩れ 38件

大瀬戸地域気象観測所の毎時雨量(mm)

  時\日 7月20日
1 2
2 0
3 33
4 8
5 14
6 27
7 43
8 7
9 25
10 5
11 0
12 0
13 0
14 11
15 0
16 4
17 8
18 10
19 0
20 1
21 1
22 0
23 0
24 1
日計 200
最大1時間雨量 44
同上起日時 05:50~06:50