2020年(令和2年)7月6日~8日にかけての大雨【大雨特別警報】

概況

【気象の状況】
7月6日から8日にかけて梅雨前線が九州付近に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となった。
このため、長崎県では7月6日から7月8日にかけて記録的な大雨となったところがあった。
【大雨の状況】
長崎県では、6日から8日にかけて局地的に猛烈な雨となり、6日15時20分に大村市付近で約110ミリ、6日15時30分に東彼杵町付近で約110ミリを解析し、記録的短時間大雨情報を発表した。
6日16時30分に、長崎市、諫早市、大村市、西海市(江島・平島を除く)、長与町、時津町、東彼杵町に警戒レベル5相当情報の大雨特別警報を発表し、7月7日11時40分に大雨警報に切り替えた。
6日0時から8日9時までの総降水量は長崎市長浦岳566.0ミリ、大村502.5ミリを観測した。また大村では6日の日降水量357.0ミリ、日最大1時間降水量94.5ミリを観測し観測史上1位を更新した。

【災害の状況】(長崎県危機管理課調べ7月20日12時00分現在)
●人的被害:調査中
●住家被害:床上浸水4箇所 大村市:4箇所(20戸以上)
      床下浸水4箇所 大村市:4箇所(43戸以上)
      一部破損2箇所 長崎市:2箇所
●非住家被害:2箇所 佐世保市:1箇所、東彼杵町:1箇所

2020年(令和2年)7月6日~8日09時の天気図

気象庁リンク:令和2年7月豪雨  令和2年(2020年)7月3日~7月31日 (速報)

災害時気象資料:令和2年7月6日から8日にかけての長崎県の大雨について


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