低 温

 愛知県内の低温による被害は、冬期、水の凍結により発生する被害で、水道管の凍結や破裂(凍結膨張により破裂)がある。1971年から2000年までの過去30年間の低温被害をみると、年間で最も気温が下がる1月から2月に全て発生しているが、発生回数は5回と寒冷地と比べると少ない。
 低温被害をもたらす気象要因は、大陸から日本付近に流れ込む強い寒気が上げられる。気温は夜から朝の内にかけて最も下がり、この時間帯に被害が多く発生する。

低温被害の月別回数表期間:1971〜2000年
回数\月  1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月
回 数                    
40 60                    
※異常気象・気象災害資料(気象庁資料)から抽出

低温被害の気象要因
期間:1971〜2000年
気  象  要  因 回  数
寒気の移流 100
※異常気象・気象災害資料(気象庁資料)から抽出


 下図は平成9年1月22日の最低気温分布図である。この日は名古屋で最低気温が−5.5℃まで下がり、市内の水道管の凍結・破壊による被害が2,183件と多く発生した。上空1,500m付近では−12℃の強い寒気が太平洋の沿岸まで南下し、県内各地で−4℃以下の厳しい冷え込みとなった。
最低気温分布図
最低気温分布図(平成9年1月22日)