奈良地方気象台ホームページ ホーム>奈良県の気象災害>雷と雹(ひょう)による災害事例

★落雷による死傷者・失神

 1983年(昭和58)9月7日、日本海中部を東進した低気圧から延びる寒冷前線が奈良県を通過時に雷が発生し、15時15分頃、奈良市高畑町の大学グランドに落雷して、ラグビー部員1名が死亡、1名重体という事故が発生した。

★落雷による火災

 2003年(平成15)5月23日、日本の東海上に中心を持つ高気圧に覆われていたが、上空に寒気が流れ込んだため、県北部の所々でひょうを伴った雷雨となり、奈良市春日野町の春日野原始林の大杉に落雷があり1/3を焼き、周囲の下草や枯れ木0.04haを焼失した。

2003年(平成15)9月8日、春日大社所有のもみの木に落雷があり出火した。

★落雷による停電

 2003年(平成15)9月8日、太平洋高気圧に覆われたが、南海上からの暖湿気流の流れ込みと午後の強い日射の影響で雷が発生して、天理市の一部で落雷のため2200世帯が最大1時間50分にわたり停電した。また、短時間強雨により奈良市と天理市で12棟の床下浸水があった。

★雹(ひょう)害による農業被害

 1992年(平成4)5月23日、近畿地方上空に寒気と南海上からの暖湿気の流入により県内の広範囲で発雷した。特に、五條市・西吉野村等で16時から17時にかけて直径2~3cmの降雹(こうひょう)があり、梅や柿などの農作物に総額5億8千万円の被害があった。降雹に伴い、人的被害、車や家屋への被害も多かった。

★雷雲に伴う突風・竜巻の発生による被害

 2001年(平成13)6月27日、西日本を南下中の梅雨前線に向かい南海上から暖湿気が流入したため、10時15分頃2~3分間にわたり、御所市鴨神でじん旋風が発生し、住家一部破損4棟、ビニールハウス倒壊1箇所などの被害があった。

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