奈良地方気象台ホームページ ホーム>奈良県の気象の特徴

◆ 奈良県の概要

 奈良県は、北部に大和川と淀川(宇陀川・名張川)、北部と南部にまたがる紀ノ川、南部に熊野川(北山川・十津川)の4水系を有し、いずれの河川も隣接する府県にまたがり、その上流域には、水利・水害対策用ダムが21か所(奈良県水防計画)あるなどの水利上の特徴があります。
 奈良県の気候は概ね温暖ですが、北部の北西部大和盆地では内陸性気候、北部の北東部大和高原では内陸性気候と山岳性気候の特徴を有し、気温の日較差が大きく、夏は暑く、冬は寒くなります。大和高原では特に冬は厳しい寒さとなります。 一方、南部山岳部では山岳性気候の特徴を有し、特に、大台ケ原山を中心とする南東山地は、日本屈指の多雨地帯であり、夏の雨量が極めて多く、冬は厳しい冬山の様相になります。

奈良の年平均気温の経過

◆ 奈良の主な要素の平年値

奈良の主な要素の平年値
(1981年から2010年までの30年間の平均)

◆ 奈良の主な要素の極値

極値は日々更新されますので、「奈良の気象観測データ極値」のページをご覧ください。

◆ 奈良県の台風災害

 奈良県に大きな災害をもたらした台風は、9月下旬に最も多く、また、奈良県を通過または奈良県の西側を北東進する台風は、強風による災害を引き起こすことがあります。
 甚大な災害をもたらした平成10年の台風第7号もこのコースを通過しました。一方、台風による大雨災害は前面に活発な前線を伴った場合や、台風の中心付近の雨雲が直接影響する時に発生することが多く、特に、県南東部の大台ケ原山地を中心に、南東気流による大雨が数日間続くことがあります。
奈良県に災害をもたらした主な台風

◆ 奈良県の大雨災害

 奈良県の大雨災害の多くは浸水害と山崩れ・崖崩れであり、発生時期は7月の梅雨期や台風接近時が中心となっています。台風以外の気象要因としては、日本海低気圧に伴う寒冷前線の南下や活発な梅雨前線、盛夏期の熱雷などがあります。特に近年では、これらの要因による短時間の豪雨がもたらす、低地や地下施設の浸水害が注目されています。さらに、宅地造成が進んだため思わぬ場所で土砂崩れなどの災害が発生することもあり、また、南部の山間部を中心に、山崩れ・崖崩れによる交通障害もかなり多くなっています。

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