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奈良県の風の特徴

 奈良県は紀伊半島の中央に位置する内陸県であり、北部平地、東部山地、紀ノ川中流河川平地及び南部山地など多様な地形から成っています。
 奈良県での風の観測所は北部平地(奈良盆地)に奈良(*1)、東部山地(大和高原)に針・大宇陀、紀ノ川中流域に五條(*2)、熊野川水系の十津川流域に風屋、北山川流域に上北山とそれぞれ代表的な地形の中に位置しています。
 奈良県の風の特徴は、全般に各観測所とも風が弱く、その風系も偏っており、奈良(*1)では北北西~北東、針では西~西北西、大宇陀では西~北西、五條(*2)では北東及び南西、上北山では東、風屋では北と南西~西の風が卓越しています。
 また、平均風速も各観測所で5m/s以下の風が97%以上を占めており、特に風屋では99%と顕著であり、そのうち98%が3m/s未満の平均風速となっています。静穏率も針で39%、南部山地で約45%と高くなっています。

 (*1)「奈良県の風の特徴」で奈良については、旧奈良地方気象台(奈良市半田開町)のデータを基に記述しています。
 奈良地方気象台は、平成29年3月9日に奈良市半田開町から奈良市西紀寺町へ移転しました。

 (*2)「奈良県の風の特徴」で五條については、旧五條地域気象観測所(五條市野原西)のデータを基に記述しています。
 旧五條地域気象観測所は、平成17年12月16日から観測所の移設作業を行い、平成17年12月19日から新しい観測所(五條市三在町)にて運用を開始しています。
 なお、観測所移設に伴い観測所名称の変更はありませんが、気象データの統計(平年値との比較)は切断しています。
 

風配図の見方

 青い線は風向別の出現率を表しています。内円が10%、外円が20%です。
 ピンクの線は風向別の平均風速を表しています。内円が10m/s、外円が20m/sです。

 注)針の風向別の出現率は、外円が30%、内円は10%刻みです。
 また、風向別の平均風速は、外円が30m/s、内円は10m/s刻みです。

 観測データは奈良県内の地域気象観測所(アメダス)の毎正時の10分間平均風速を用いています。
 また、統計期間は1979年から2004年です。
 

奈良県内各地の風配図

    
奈良 大宇陀 五條 上北山風屋