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Ⅱ.新潟県の台風と災害

目次

新潟県の気象災害

 台風による雨や風の影響は台風の大きさや強さにもよりますが、台風が新潟県のどちらを通るかで影響は大きく異なります。 図は台風の代表的な経路と新潟県への影響を示したものです。実際の個々の台風のときには影響度は異なりますので、最新の台風情報を利用してください。

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代表的な台風の経路と新潟県への影響
代表的な台風の経路と新潟県への影響

 台風が新潟県の西を北上すると風の影響が中心となります。台風が新潟県付近を北上すると雨と風の両方になります。台風が東を北上すると大雨が中心となります。表は台風による主な大雨災害と暴風災害を示したものです。
 ここで示した大雨災害の3つの事例は台風がいずれも新潟県付近を北上しています。また、暴風災害の3つの事例はいずれも台風が新潟県の西を北上しています。この場合、台風の中心が新潟県に最も近づく頃に風が最も強くなるわけではなく、少し遠ざかってから急に吹くことが多いので注意が必要です。
 大雨災害をもたらした台風として昭和56年(1981年)8月23日の台風第15号、暴風災害をもたらした台風として昭和36年(1961年)9月16日の第二室戸台風の事例について述べます。

台風による主な大雨災害と暴風災害
台風による主な大雨災害と暴風災害

2-1 「昭和56年(1981年)8月23日の台風第15号」

 台風第15号は22日まではゆっくりとした速度で北上しましたが、伊豆諸島に近づいた22日夜から急に速度を速め、23日明け方、房総半島に上陸、時速約100kmという速さで進み、夕方には北海道付近に達しました。
 台風の勢力が強く、しかも新潟県のすぐ東を北上したことから、上中越の山沿いを中心に大雨となり、多いところでは150mmを超えました。特に湯沢では明け方、1時間に54mm、3時間に117mmと集中して降りました。このため、魚沼地方や上越地方で河川の増水などにより、多くの浸水被害が発生しました。

台風第15号の経路
台風第15号の経路
昭和56年(1981年)8月23日9時の天気図
昭和56年(1981年)8月23日9時の天気図
昭和56年8月台風第15号による大雨
昭和56年8月台風第15号による大雨
湯沢の毎時降水量(8月22日21時~23日12時)
湯沢の毎時降水量(8月22日21時~23日12時)

2-2 「昭和36年(1961年)9月16日の台風第18号(第二室戸台風)」

 台風第18号は非常に強い勢力のまま、早い速度で北上し、16日朝高知県に上陸、佐渡沖を経て、その日の夜には津軽海峡西方に達しました。
 上陸時の中心気圧は約930hPa、津軽海峡西方に達したときでも966hPaという状態で、新潟県内では台風の中心が佐渡沖を通過した頃から南西または西の風が強くなり、新潟市では21時過ぎに最大風速が30.7m/s、最大瞬間風速が44.5m/sという暴風となりました。
 このため、新潟県内では建物の倒壊が相次ぎ、多くの死傷者が出ました。新潟の毎時の風の状況をみても、19時には東の約11m/sでしたが21時頃に急激に強まっていることが分かります。

台風第18号(第二室戸台風)の経路
台風第18号(第二室戸台風)の経路
昭和36年(1961年)9月16日21時の天気図
昭和36年(1961年)9月16日21時の天気図
新潟市の毎時の風向と風速(昭和36年(1961年)9月16日)
新潟市の毎時の風向と風速(昭和36年(1961年)9月16日)