新潟県内の地震及び火山観測について

地震観測について

関連項目:

 気象庁では、全国に地震計や震度計等の観測網を展開し、地震活動を24時間監視しています。
 日本及びその周辺で地震が発生すると、気象庁では観測された各地の地震計データを解析し、 コンピューターを用いて速やかに震源の位置やマグニチュードを決め、津波の発生の有無を検討した結果、 津波が発生するおそれがある場合は、すみやかに津波警報や注意報を発表します。 また、震度は計測震度計により観測しており、各地の揺れの大きさや被害の目安として、地震情報などの防災情報として活用しています。
 新潟県内には地震観測点8ヶ所、震度観測点11ヶ所 、津波観測点2ヶ所があります。 このほか、地方自治体などの震度データも気象庁に送信されており、地震情報等に用いています。

計測震度観測施設
計測震度観測施設
計測震度計感部
計測震度計処理部および変換部

地震観測施設(津波地震早期検知網)
地震観測施設
地震計感部
地震計変換部

火山観測について

 新潟焼山については、気象庁ほか防災科学技術研究所や国土地理院が、周辺に地震計、傾斜計、空振計、GPS等を設置し、また新潟県が設置している遠望カメラの映像データを気象庁へ分岐して、気象庁の火山監視・警報センターが火山の活動状況を24時間体制で監視しています。

新潟焼山
新潟焼山
新潟焼山の地震計
新潟焼山の地震計、傾斜計、空振計観測施設