観測機器の紹介


気象を観測する器械のことを「測器」と呼んでいます。
ここでは、帯広空港で使用している測器をご紹介します。

風向風速計全体の写真 風向風速計感部の写真 風の向きと速さをはかる器械
「風向風速計」

 胴体の向きで風が吹いてくる向き(風向)をはかっています(風見鶏と同じです)。また、プロペラが回転する速さで風の速さ(風速)をはかっています。滑走路の北側、南側の2か所にあります。

雨量計外観の写真 雨量計内部の写真 雨の量をはかる器械
「雨量計」

 雨が降ると中にあるシーソーのようなマスに雨水がたまっていきます。たまるとその雨水の重みでシーソーのようにカタンと倒れます。この1回の倒れが「降水量0.5ミリ」にあたります。このシーソーのようなマスが倒れた回数からどのくらい雨が降ったかをはかります。
(右の写真は、雨量計の内部)

温湿度計の写真 気温と湿度をはかる器械
「温度計」と「湿度計」

 銀色の筒の中にセンサーがあります。つつの上には扇風機の羽のようなものがあり、それを回してつつの中に外の空気を送り込んでいます。

航空用積雪計の写真 雪の深さをはかる器械
「積雪計」

 積もっている雪の表面に向けてレーザーを発射すると、雪の表面(雪が無いときは地面)でレーザーがはね返され、発射したところに戻ってきます。この発射から戻ってくるまでの時間を使って、地面と雪の表面との距離、いいかえると、積もっている雪の深さを計算します。

シーロメータの写真 雲の高さをはかる器械
「雲高測定器(シーロメータ)」

 レーザーを上空に向けて発射すると、そこに雲があると雲の底(一番低い部分)でレーザーがはね返され、発射したところに戻ってきます。この発射から戻ってくるまでの時間を使って、地面から雲までの距離、つまり雲の高さを計算します。

RVR全体の写真 RVR感部の写真 滑走路で見える距離をはかる器械
「滑走路視距離観測装置」

 滑走路の中心に並んだ明かりを滑走路の上にある飛行機の操縦士がどれだけ遠くまで見ることができるか、空気の透明度をはかって求めます。
 まず、写真右の白いフードからビーム光を放ちます。そのビーム光は、空気中に浮遊している細かい物質(霧やほこりなど)に吸収・散乱されます。散乱した光のうち、進行方向前側へ散乱した光(前方散乱光)を左のフードでキャッチします。このキャッチした光の強さから、空気の透明度を求めます。ほかにも、日照などによるまわりの明るさをはかり、それらから滑走路視距離を計算します。
 器械は滑走路の南側にあります。

気圧計の写真 気圧をはかる器械
「電気式気圧計」

 気圧計は地面より高い室内にあります。そこの気圧から、地面での気圧を計算して求めています。



これらの観測機器は、このように配置されています。 観測機器の配置図

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