地球環境・海洋業務の紹介

 沖縄は海に囲まれた島しょ県であり、漁業が盛んなほか、海のレジャーを目的に多くの観光客が訪れます。
また、多くの離島では、生活物資の輸送を船舶に頼っています。
  このように、海は県民に大きな恵みをもたらしますが、台風の接近などにより荒れた場合は人命にかかわる危険な場所でもあります。
  海の状況を監視し、また、適切に予報することは、県民の生命財産を守るほか、海洋レジャーなどの産業の育成にも役立ちます。

沿岸防災業務

 高潮・高波・副振動による災害が発生した時に、現地調査を実施し、調査結果を発表します。
また、潮位の変動による被害が発生するおそれがある場合などに沖縄地方を対象とした潮位情報を発表します。

潮汐観測

 気象庁の所有する検潮所、津波観測施設の維持管理、データの監視や観測原簿の作成を行っています。

海況業務

 沖縄周辺海域において、記録的高水温、暖水渦による異常潮位発生時などには、臨時的に情報発表を行っています。

季節予報業務

 季節予報には、1か月予報(毎週木曜日)3か月予報(毎月25日頃)暖候期予報(2月25日頃)、寒候期予報(9月25日頃)があり、これらの季節予報を定期的に発表しています。 また、早期天候情報(原則毎週月・木曜日)や天候情報を適宜、発表しています。 沖縄地方の天候の作成などの業務を行っています。

地球環境業務

 沖縄における気温や降水量、真夏日や熱帯夜の日数などの長期変化や、沖縄周辺の海面水温、海面水位に関する最新の状況を「沖縄の気候変動監視レポート」としてまとめています。
地球温暖化に関する出前講座等も行っています。