気象観測データは、防災気象情報や身近な生活情報として、ほぼリアルタイムに気象庁ホームページなどへ提供しています。
正確な気象観測データを提供するためには、適切な品質管理が欠かせません。
気象台では、常に気象観測データを監視し、品質管理を行っています。
データの品質管理
データの品質管理
気象データを監視する中で、鳥獣害や観測機器の故障などにより、異常なデータが見つかる場合があります。
例えば、一時的にノイズが混入した場合は外れ値が検出されます。
また、観測機器が恒常的に異常をきたした場合には、ある変化点以降から異常なデータが出力され続けることになります。
気象台では、異常データ検出プログラムと職員による常時監視を組み合わせ、観測値から異常なデータを検出して除外し、正確なデータを提供しています。