南海トラフ地震特設ページ

防災について

Q1 南海トラフ巨大地震が起こった場合、どんなことに気を付けたら良いでしょうか

強い揺れが2~3分続きます。まずは、倒れてきそうな家具などから身を守ってください。

次に、津波から避難してください。海岸付近で地震の揺れを感じたり津波警報等を見聞きしたら、直ちにより高い場所、より海から離れた場所へ避難してください。特に、長くゆったり続く揺れは大きな地震のサインです。

また、しばらくしてから大きな津波がやってくることもあるので、すぐに海岸付近へ戻ると大変危険です。


気象庁が発表する「津波の到達予想時刻」とは、津波の先端が到達する時刻です。津波はそのあとにやってきます。

また、津波は、陸へ押し寄せる、引く、という動きを数分~数十分単位で繰り返します。下図のように、津波には様々な来襲パターンがあり、あとから大きな津波が押し寄せることもあります。 よって、すぐに海岸付近へ戻ると大変危険です。自治体の指示に従って避難を続けてください。

これらはあらゆる津波に当てはまる話です。

様々な津波の模式図

Q2 日頃からできる備えとして、どのようなことがありますか?

揺れに対する対策や、避難のシミュレーションをしておくことが大切です。

倒れてくると危なそうな家具は固定しましょう。

避難場所への経路を確認しましょう。周囲の建物などが崩れてくる可能性も考え、なるべく開けた道を選んだ方が良いです。

避難後に家族と落ち合えるよう、連絡方法を確認しましょう。携帯電話番号を確認したり、SNS・災害用伝言ダイヤルなどの利用も考えておくと良いです。

近場の高台など、避難場所の目星をつけておきましょう。高台が近場にない場合は、強固なビルを避難場所としましょう。各自治体の公式HPなどで公開されている「津波避難ビル」も参考にしてください。

普段から家族で避難について話し合っておき、家族が各自で避難できるようにしましょう。一人で避難できない方がいらっしゃるご家庭では、サポート方法を検討しておきましょう。東日本大震災では、家族が心配で家に戻り、その結果津波に巻き込まれてしまう例が多くありました。

地域の避難訓練などに参加しましょう。具体的な避難のイメージを持つことができます。


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