近畿地方の天候

2016年12月

2016年11月へ 2017年1月へ

******* 天候概況 *******

「12月は冬型の気圧配置が長続きせず、かなりの高温」

冬型の気圧配置が長続きせず、大陸からの寒気の影響が小さかったため、気温はかなり高く、日本海側の降雪量はかなり少なくなりました。また、日本の南と東で高気圧が強く、湿った空気が流れ込みやすかったため、降水量はかなり多くなりました。

12月の日本海側の降雪量は平年比0%で、1961年の統計開始以降、少ない方からの1位となりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となりました。

日本海側:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間は平年並、降雪量はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となりました。

上旬:

高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わりました。冬型の気圧配置は長続きせず、太平洋側を中心に高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。

近畿地方:気温は高く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。

日本海側:気温は高く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。

太平洋側:気温は高く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。

中旬:

期間の中頃にかけては、冬型の気圧配置が強まった日がありました。このため、日本海側を中心に曇りの日や雪または雨の日が多く、山地では積雪となった所がありました。期間の終わりは、冬型の気圧配置が緩み、晴れた日が多くなりました。また、気温は平年並となりましたが、寒暖の変動が大きくなりました。

近畿地方:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となりました。

日本海側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となりました。

下旬:

短い周期で低気圧が通過したため、曇りや雨の日が多くなりました。低気圧の通過後は、一時的に冬型の気圧配置となって平地も雪の降った日がありました。また、22日は低気圧が日本海を発達しながら通過した影響で、太平洋側では大雨となった所がありました。

12月下旬の気温は平年差+1.9℃で、1961年の統計開始以降、高い方からの3位となりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。

日本海側:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。

2016年12月の気温・降水量・日照時間の分布図 2016年12月の気温・降雪量の分布図