近畿地方の天候

2017年夏(2017年6月~2017年8月)

******* 天候概況 *******

「近畿地方では、2年連続の暑夏」

夏の平均気温は平年差+0.5℃で、近畿地方では2年連続の暑夏となりました。天気は、6月上旬から中旬は、梅雨前線が日本の南海上に停滞したため、晴れた日が多くなりました。6月下旬から7月上旬は、梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多くなりました。7月中旬から8月にかけては、高気圧に覆われて晴れた日が多くなりましたが、強い日射や湿った空気により大気の状態が不安定となった影響で、大雨となった所がありました。また、8月7日は和歌山県北部に上陸した台風第5号の影響で大雨となり、太平洋側を中心に荒れた天気となりました。

なお、近畿地方の梅雨入りは6月20日ごろで平年より13日遅く、梅雨明けは7月13日ごろで平年より8日早くなりました。また、梅雨の時期(6~7月)の降水量は、平年比81%で平年より少なくなりました。

近畿地方:気温は高く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。

日本海側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は多くなりました。

太平洋側:気温は高く、降水量は少なく、日照時間は多くなりました。

2017年夏の気温・降水量・日照時間の分布図