近畿地方の天候

2018年12月

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******* 天候概況 *******

「近畿地方の12月は、かなりの高温、かなりの寡照」

高気圧に覆われて晴れた日もありましたが、気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨または雪の日が多くなりました。下旬は冬型の気圧配置が強まった時期があり、日本海側では大雪となった所がありました。

また、上旬の平均気温は暖かい空気が流れ込んだ影響でかなり高くなり、月の平均気温もかなり高くなりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

日本海側:気温は高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なく、降雪量は平年並となりました。

太平洋側:気温は高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

上旬:

期間のはじめは高気圧に覆われて晴れた日もありましたが、気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨の日が多くなりました。4日は日本海を進む低気圧からのびる寒冷前線が近畿地方を通過した影響で、荒れた天気となった所がありました。また、9日は冬型の気圧配置が強まった影響で、彦根と京都で初雪を観測しました。

平均気温は、期間の中頃にかけて暖かい空気が流れ込んだ影響で、かなり高くなりました。

近畿地方の12月上旬の平均気温は平年差+2.3℃で、1961年の統計開始以来、高い方から第3位となりました。また、日照時間は平年比62%で、1961年の統計開始以来、少ない方から第3位となりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

日本海側:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

中旬:

期間の後半は高気圧に覆われて晴れた日もありましたが、気圧の谷や寒気の影響で日本海側を中心に曇りや雨、山間部では雪の日が多く、期間の前半は大雨となった所がありました。また、期間の後半は冬型の気圧配置が強まった影響で、日本海側では荒れた天気となった所がありました。

近畿地方:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

日本海側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。

下旬:

期間の中頃は高気圧に覆われて晴れた日もありましたが、気圧の谷や寒気の影響で日本海側を中心に曇りや雨または雪の日が多くなりました。22日は低気圧が本州の南岸を通過した影響で、太平洋側では大雨となった所がありました。また、期間の後半は冬型の気圧配置が強まった影響で、沿岸部では荒れた天気となったほか、日本海側では大雪となった所がありました。

なお、28日は冬型の気圧配置が強まった影響で、大阪、神戸、和歌山で初雪を観測しました。

近畿地方:気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は少なくなりました。

日本海側:気温は高く、降水量は多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は少なくなりました。

2018年12月の気温・降水量・日照時間の分布図 2018年12月の気温・降雪量の分布図