近畿地方の天候

2018年夏(2018年6月~2018年8月)

******* 天候概況 *******

「近畿地方の夏は、顕著な高温、かなりの多照となった」

6月は、はじめと終わりは高気圧に覆われて晴れた日が多くなりましたが、中頃を中心に梅雨前線が本州の南岸に停滞しやすかった影響で曇りや雨の日が多くなりました。

7月はじめは、台風第7号や活動が活発となった梅雨前線の影響により広い範囲で記録的な大雨となった日がありました(平成30年7月豪雨)。

その後、平年より早い7月9日ごろに梅雨明けした後は、日本付近への高気圧の張り出しが強まり、晴れて気温の上昇する日が多くなりました。

近畿地方の夏の平均気温は平年差+1.3℃で、1946年の統計開始以降、高い方から第1位となりました。また、日照時間は平年比123%で、1946年の統計開始以来、多い方から第3位となりました。

なお、近畿地方の梅雨入りは6月5日ごろで平年より2日早く、梅雨明けは7月9日ごろで平年より12日早くなりました。また、梅雨の時期(6~7月)の降水量は、平年比162%で平年よりかなり多くなりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり多くなりました。

日本海側:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり多くなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり多くなりました。

2018年夏の気温・降水量・日照時間の分布図