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札幌管区気象台長からのメッセージ

札幌管区気象台長 長谷川洋平


 日頃より札幌管区気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。

 この4月に台長に就任した長谷川洋平です。道産子の私が北海道に住むのは40年ぶりですが、その昔と比べ近年は夏の高温・冬場の少雪や台風・大雨災害の増加など、北海道にも温暖化の影響による気候変化が生じているように思います。

 また、記憶に新しい北海道胆振東部地震のような内陸直下の地震や海溝型巨大地震・津波の発生、そして多くの活火山の活発化の可能性は、北海道が置かれている地理的・地学的環境の下ではゼロになることはありません。

 大きな自然災害は頻度が低く日常生活からはかけ離れたものですので、被害に遭われた方が「ここでこんなことが起こるとは考えもしなかった」とおっしゃるのも無理はありません。

 しかしながら、アメダスやレーダー、気象衛星ひまわりなど観測データのリアルタイム監視やそれを基にした数値計算などにより、危険な気象状況は事前に予測できるようになっています。地震、火山は予想が非常に難しい現象ですが、過去の発生・活動履歴と現在の観測データを組み合わせ、どの地域にどの程度の災害リスクがあるかは示せるようになってきました。とっさに対応できる時間は短いものの、緊急地震速報や津波警報も皆様の安全を守る重要な情報です。日々そして緊急時に気象台はこれらの情報を提供しておりますので、ぜひご活用下さい。

 北海道の自然は災害につながりやすい厳しい一面はありますが、抜けるような青空や朝の雪景色の美しさ、荘厳な山並みに豊饒な平原と海、日本一の数を誇る温泉地など、様々な恵みも与えます。そしてその自然こそが、ここに暮らす人々にしなやかで強靭な心を育ませているのではないかと思います。

 気象台は自然に謙虚に向かい合い、科学の力を信じて今後も予測の精度と信頼性向上に努め、より分かりやすくタイムリーな情報発信を行うよう、職員一同努めてまいります。私どものサービスについてぜひ皆様のご意見をお寄せ下さい。
 どうぞよろしくお願いいたします。

令和2年4月 札幌管区気象台長 長谷川 洋平(はせがわ ようへい)