2.気温をはかるための器械


 私たちをとりまく大気の温度を気温といいます。普段の生活で暑い、寒いを感じるもとになるのが気温です。ただし、気温が同じでも、私たちが体で感じる温度は日差しや風の強さで異なってきます。

■電気式温度計

 気象庁では、白金という金属の電気抵抗を利用した電気式温度計で気温を測定しています。金属は温度によって自身の電気抵抗の値が変化する特性があります。
   ここで使用している白金抵抗体は-20℃で92.02オーム(オームは抵抗の単位。)、0℃で100.00オーム、20℃で107.93オームを示します。抵抗値の変化幅は、10℃で約4オームです。この白金抵抗体の抵抗値を電気的に測定することによって、気温を知ることができます。

 

■通風筒の外観と通風筒の中身

 温度計は普段、人が生活して気温を体感している高さ(地上高1.5m)に設置しており、また直接日の光があたって温度計が温まると正確な気温が測れないので、通風筒(つうふうとう)という金属製の筒の中に入っています。通風筒の中にはファンがついていて内部の空気を入れ替える仕組みになっています。