東北地方の気候

東北地方の平年の天候

 東北地方は青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県の6県を総称した地域です。中央には高い山々が連なる奥羽山脈が南北にのびており、これを境として日本海側、太平洋側で大きく異なる気候特性を持っています。
特に、冬はその違いが顕著で、日本海側で曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなります。

季節ごとの天気の変化

秋田県秋田市(日本海側)
月別平年値※
左軸は気温(℃)
右軸は降水量(mm)、日照時間(h)
宮城県仙台市(太平洋側)
月別平年値※
左軸は気温(℃)
右軸は降水量(mm)、日照時間(h)


冬(12-2月)の降雪量と日照時間の平年値
  冬の東北地方は、日本海側では降雪量が多く、太平洋側では日照時間が多くなります。

(※平年値は1981-2010年の30年平均値)

季節ごとの天気の変化

 春になると、大陸の高気圧の勢力が弱まり、日本の東海上に太平洋高気圧が現れます。日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過していくようになります。

《2006年5月4日09時の天気図》
 移動性高気圧に覆われたため、北・東日本は晴れの天気となりました。
春の天候の特徴

 6月から7月にかけては、梅雨前線が現れ、季節の進行とともに東北地方を北上します。梅雨明け後の盛夏期には、太平洋高気圧に覆われ晴天が続きます。
 太平洋側では冷たく湿った東寄りの風(やませ)の影響を受け、曇りや雨の日が続き低温となることがあります。

《2007年8月15日09時の天気図》
 太平洋高気圧の勢力が非常に強まり日本付近を広く覆ったため、全国的に気温が上昇し、東北地方でも各地で猛暑日となりました。
夏の天候の特徴

 短い残暑が過ぎると、秋雨前線が東北地方を南下します。10月に入ると、大陸の高気圧が発達し、その一部が移動性高気圧となって東北地方を覆いさわやかな晴天が続きます。11月になると、寒気の影響で日本海側では雨やみぞれの日が増えてきます。

《2013年9月3日09時の天気図》
 日本付近には秋雨前線が停滞、日本の南からは台風第17号が接近しています。
秋の天候の特徴

 日本付近は大陸に高気圧、日本の東海上に発達した低気圧がある冬型の気圧配置となり、北西の季節風が強まります。
 日本海側では、雪雲が発生するため、日照時間が少なく、雪の降る日が多くなります。一方、太平洋側では沿岸地域や平野部を中心に晴天となることが多くなります。

《2006年1月4日09時の天気図》
 千島近海で低気圧が猛烈に発達、日本付近は強い冬型の気圧配置となりました。
冬の天候の特徴