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瀬戸内海の濃霧
瀬戸内海の濃霧
  • 瀬戸内海における濃霧の発生は、3月から6月頃にかけて最も多くなります(第1図)
  • この時期に瀬戸内海で発生する霧は移流霧と呼ばれ、暖かく湿った空気が冷たい海水によって冷やされることにより、空気中に含まれる水蒸気が細かい水滴となって見えるものです(第2図)
  • 海水温は冬から夏にかけて気温より遅れて上昇するため、気温が水温より高くなるこの時期に霧が発生しやすくなります。また、瀬戸内海は地形的に陸地に囲まれていることから風が弱く、湿った空気が溜まりやすく、瀬戸内海の中でも島が多く点在する備讃瀬戸から燧灘と安芸・伊予灘の海域で多く発生します。
  • 1955年(昭和30年)5月11日の朝、濃霧の高松港沖で旧国鉄の宇高連絡船「紫雲丸」が貨車航送船「第三宇高丸」と衝突し沈没した事故では、修学旅行中の小・中学生を含む168名の尊い命が犠牲となりました(第3図に事故当日の天気図を示す)。


第1図:瀬戸内の霧日数の月別平年値(統計期間:1981~2010年)

第1図:瀬戸内の霧日数の月別平年値(統計期間:1981~2010年)
第3図:紫雲丸事故が発生した日の地上天気図(1955年5月11日9時)

第3図:紫雲丸事故が発生した日の地上天気図
1955年5月11日9時

日本海に前線を伴う低気圧があって、西日本には南からの暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
第2図:移流霧が発生するイメージ図

第2図:移流霧が発生するイメージ図
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